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アイマス劇場版全体感想①

えー、先日、ムビマス6回目を視聴してまいりました。今回は単純な全体の「感想」を書きたいと思います。私のアイマスに関する知識は前回も書いた通り、アニマス、ぷちます、ムビマス、動画サイトでの知識しかなく、ゲームでの知識はほぼありませんし、CD、BD等は購入しておりませんので、その点はご了承ください。

では、早速、
劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』
の全体感想を書いていきたいと思います。





どう書こうかかなり悩みましたが、とりあえず、ストーリーを追っていきたいと思います。

というわけで、まず、ムビマスの初っ端はこれですよ。



①眠り姫



はい。これ、最初見た時、「無駄映画予告キターーーー!」ってなりました。皆さんも知っているかとは思いますが、アニマス15話、26話で同じような映画予告があるので、「え?なんのアニメ?」とか思うことはなく、むしろ初っ端に面白いものをぶち込んでくれたので凄くテンションが上がりました。


 さてさて、この眠り姫なんですが。超能力?を使用した完全な戦闘モノで、戦闘シーンのクオリティも高かったですねぇ(*´ω`*) 戦闘シーン前の雪歩から真への「好き」という告白や、千早とあずささんの絡み等も見どころがありますが、私はやはり戦闘シーンに重きを置きたいです。

 ドガンという爆発音と共に流れる曲はFate of the World。戦闘シーンはそれぞれの個性が凄く出されていて、まさにアイマスの「集大成」と言える、ド迫力のシーンの連続でした。
 穴掘り雪歩の地面を陥没させる攻撃に、天才設定がいかんなく発揮する美希、方向音痴設定からか、瞬間移動魔法を得意とするあずささんに、いかにも戦闘向きっぽい真の剣、動物を召喚する響に、謎要素の強いお姫ちんはまさかのりっちゃんから変身し、美希のライバルで定着している春香はそのままその役柄になり、美希に負けないポテンシャルを持つ千早は美希を脅かす存在と描かれています。
 また、元気一杯設定から怪力無双になったやよいと、ツンツンしてる伊織は雷?魔法。この2人は眠り姫本筋とどこまで関係するのか微妙なところですが、仲良しな2人が戦うという戦闘モノでは燃える展開を出してくれています。……ただ、あみまみは一体なんなんですかねぇ? あと、お姫ちんの立ち位置もよく分からないw 赤い目になるのがアイドル?の一つの共通点だとすると、やよいがりっちゃんに薬で体をいじられてる?っぽいとこがありますから、お姫ちんがなんか企んでてーってのは考えられますが、正直、はっきりとした立ち位置が不明((´ ◎౪◟◎┓`))
 
 ちなみに、千早が最初に美希の攻撃を防いだシーンですが、美希はリアルおにぎり波でしたし、千早は「二枚の壁」を出していましたね。もう、この辺はさすが!と言う他ないでしょうw

 Fate of the Worldも良いんですが、やはり曲で気になると言えば、眠り姫です。

 ご存じの通り、眠り姫はアニマス21話で流れました多くの名シーンがあるアニマスの中でも、強く印象に残るシーンで歌われた曲です。約束回で再び歌が歌えるようになった千早が、完全復活を証明する度に使われた曲で、アニマスで涙した方も多いのではないでしょうか?

 そんな素晴らしい曲が、あの超盛り上がってる戦闘シーンで使われてるんですよ!
 毎回のように、眠り姫が流れ始めると涙腺が緩みます。春香が千早を信じ、千早もそれに応えるという、春香と千早の関係を上手く描いた「眠り姫」屈指の良シーンです。……きっと、演じている765プロのメンバーも、そんな思い出の詰まった曲を使ってのクライマックスシーンですから、なにか感じるものがあると思います。


 そんなこんなでいきなり大盛り上がりで始まるムビマスですが、終わったと思ったら、またさらに「キターーーー!」ってなるんですよねぇ。だって、


あの「生っすか」が帰ってきてるんですよ!!


 生っすかはアニマスで15話で1話かけて紹介された、765プロ面々が勢ぞろいする番組です。これも皆さんご存知かとは思いますが、生っすかは(視聴率が良すぎて他から日曜日を丸ごと抑えるのはやめてくれと言われて)アニマス23話で打ち切られた番組です。24話で後番組の話もありましたが、美希がメインMCを断ったという話があるだけで、生っすかそのものが復活するとは言われてませんでした。生っすかは「みんなで」を大切にする春香にとって、凄く意味のある番組です。
 それが、名前を変えて、再び帰ってきてるんです。春香のことを思うと、感慨深いものがありますよね。千早と美希と一緒にMCをしている春香は終始笑顔で、「帰ってきました!」と弾んだ声でタイトルコールをします。春香にとっては、生っすかという番組が「みんなで」という形を保ったまま帰ってきたというのは、物凄い意味があるはずで、見ていて私も嬉しくなりました。




②キャラ紹介



流れ出す曲は
 THE IDOLM@STER


 ここから本編、という形ですが、各キャラクターの紹介から始まります。
 個人的にですが、眠り姫、生っすかからの流れもあって、私は3、4回目辺りは曲が流れ始めた辺りでもう泣いてしまいました。この流れは反則です!

 で、最初はハリウッド行きが決まったという美希の紹介。2週目の来場者特典であった第0話で、本当に言葉通り、「よく分からないけどいいよ」と答えています。実に美希らしい決定の仕方で、笑ってしまいました。

 で、次は誰でしたっけ?(登場順忘れたw) 竜宮小町の始球式でしたっけ?あずささん、あみ、伊織、りっちゃんの登場です。……私、野球は結構好きで、始球式をチェックしたりもするんですが、普段、「始球式でアイドルとかよく分からん有名人とかが出てくるのどうなん?と思っています。が、これ見て考えが変わりました!(ぇ アイドルどんどん来いやー!!

 そしてお次は真まことの王子様、か? いや、もうカッコイイの一言ですね。どうもどうやら来場者特典第0話によると、あれは単独映画出演ということで、しかも、真はボクだからこそできる役だと思う」と言い切っています。この一幕だけで成長したのが分かりますね。

 んで、次は響?か? いぬ美とハム蔵と「一緒に」仕事をしているというのは響らしいなーと思いました。アニマスでは仕事が忙しいことで「家族」たちとケンカしてしまう場面もありましたが、それ以降は仲良くやっているようでなによりです。響は動物たちに好かれているように、誰からも好かれるのが一番のセールスポイントかと。

 そして次は……お姫ちん&雪歩 雪歩が剣を振るうポスターがありますし、これも第0話で描写がありました。あのおどおどしていた雪歩がきっちり主演をしている、というのは凄いな~、と。それを見守るお姫ちんも良い立ち位置です。雪歩を守る、というと真のイメージがありますが、お姫ちんも雪歩を隣で支えています。謎の多いお姫ちんですが、雪歩に対してだけは遠慮なく、自分の言葉を素直にぶつけている気がします。個人的には、この組み合わせは好きですね。

 お次はえーっと、誰だ?w やよまみか千早だと思うが……。やよまみは相変わらずというか、あの二人らしい雰囲気が存分に出ていましたね。やよいもまみも元気一杯というキャラですので、躍動感ある撮影で、らしさがよく出ていたかと。あと、撮影現場にプロデューサーがいないのにバッチリきめていたのは彼女らの成長を表しています。アニマス2話で伊織も含めてですが、あみまみ&やよいは無茶苦茶やってますからねw

 千早の方も、相変わらずの残念な服装ですが、ある意味、千早らしさが出ていたかと。海外レコーディングの話でしたが、千早は歌を届けることを第一目標とし、必要以上に「海外」を気にしていないように見えました。千早は千早らしく、前へ進んでいるんだな、と。

 最後に……最後だよね?誰か忘れてないよね?……春香さんです。アイドルアワードという全アイドル対象の、「とにかく凄い賞(第0話参照)」の授賞式です。第0話で自分だけでもらうのではなく、765プロでもらおうと言う春香さんですが、美希に春香は765プロの一員でもあるけど、天海春香なんだよ」と諭されて、個人での受賞を受け入れます。あくまで「みんなで」を大切にする春香ですが、春香のアイドルとしての実力も日々向上しているということでしょう。春香の成長を示す、素晴らしいシーンではないかなと。

 んでもって、全員集合して、最後にプロデューサーも登場、と。どうでもいいんですが、あの全員集合でカカカカカってみんなの顔が出てくるとこ、お姫ちんが可愛い!です(私は美希派ですので、美希が不動の一位ですが)。




 さてさて、そんなこんなで本編開始、と。


③アリーナライブ決定



 全員集合して、なにをやるのかと思えば、プロデューサーからアリーナライブが決定したことを知らされ、皆して

「アリーナァ!?」

と驚きます。わいわいする面々をりっちゃんが一喝。説明を受けた後、プロデューサーから「今回は新しいことを二つ取り入れたい」と提案されます。

 一つはバックダンサーをライブで入れること。喜ぶ面々が多いなか、雪歩辺りは最初から不安そうでしたね。「先輩」になる、というのは彼女らにとっては初めてのことですから、当然と言えば当然でしょうけれども。
 
 そんでもって二つ目は「リーダー」を立てること。これまで、765プロはなにをする時でも誰か1人をリーダーにしてまとまろうということはありませんでしたから、「うーん?」と微妙な反応でしたね。ただ、「リーダーは春香」と言われた時は、満場一致で可決。春香自身は「ええ?」と驚いていますが、皆の視線は「春香なら納得」という感じです。美希だけは笑顔でいつつもどこか、複雑そうな感じでしたが、春香を「ライバル」と認めているのですから、当たり前と言えば当たり前です。後々、美希は「ライバル」としての対応が目立ちましたね。




④いざ合宿へ。練習開始!



 んでもって、アリーナライブに向けての合宿へ出発!

 飛行場のとこで美希が劇場版では一度しかない「あふぅ」を言っていたのは見逃してはいけません。美希の欠伸は全て名シーンになりますから!(ぇ


 んでもって、合宿所に到着。
 それぞれの私服姿が良いですね。響の私服は可愛いな~と思いましたよ。車の中で着いたというのに寝ている美希はもうお約束感w そして合宿所のおじさん&おばちゃんに挨拶。美希の「なの~」は可愛かったですね^^ あと、ここのBGMは確かマスターピースだったはず。最後を知っていると、もうマスターピースが流れただけで涙出てくるので3回目辺りからは特になにかがあるわけじゃないのにここで泣きそうになるという不具合が発生しましたw
 で、その挨拶中に、グリマス勢二名が登場と。奈緒と可奈かな? 地味にここ、私は好きですね。可奈の不安と期待の入り混じった表情は印象的でした。


 765勢はその後、部屋へ。
 ここは一つのポイントですね。「旅行みたい」という台詞が入っているように、アニマス時の慰安旅行を彷彿させる内容になってます。それぞれの仕事で噛み合わず、春香が潰れかけてしまったアニマスラストを考えると、やっぱり「この旅行を組んだプロデューサーと律子は凄い」んですよ。お姫ちん、あみまみ、あずささんはこの時点ではいませんが、春香にとっては嬉しい以外のなにものでもないでしょう。そして、喜ぶ春香を見つめる千早も印象的でした。


 さて、そんな一幕を経て、グリマス勢全員集合です。
 それぞれの自己紹介を終えて、この時点でもう春香のことが大好きオーラMAXの可奈。不安そうな杏奈、淡々と言う志保、その他の面々も、案外、自己紹介から個性が見えていたかと思います。……あと、最後の美希のウインク可愛かったですね^^


 そして練習開始です!

 全員お揃いの練習着をもらい、統一感のある形になっています。素直に喜ばず、「あんたにしては~」と言う伊織はホント「らしい」ですよねw ……ちなみに、ここ、765勢よりグリマス勢が早く来ているところは注目点かな?やっぱり、765勢の方が先輩なんですよ。歌やダンスの上手い下手はともかく、練習前の準備とかで先輩より後輩が遅れていたら駄目ですよねw

 そんでもって、現時点で集まれるメンバーが揃ったところで、リーダーである春香が開始の一言です。ここは感動しましたね「まずこうして集まれたことを感謝する」、という言葉は実に春香さんらしいです。「みんなで」を誰よりも大切にしている春香だからこそ、すっと出てきて、誰もそれを反論しないし、むしろ「テンション上がってきた!」となるわけです。毎回、ここは泣けます。


 で、初日の練習が終わり。大変そうにしながらもしれっと帰ろうとする765プロの面々に対して、グリマス勢はもう動けないという感じでした。……ちなみに、ここで一つ触れておきたいのは、765プロ勢が練習場から帰る時、あみまみいませんでした?ってこと。一番前に、そうとしか見えない二人組がいるんですよw あれ、完全にミスですよね。あみまみはこの後、あずささんと共に合流するはずなのに、どうしているんだよw というね。





⑤先輩、雪歩



 そうして、みんなで夕食タイムです。
 お姫ちん合流しました。かき食べてます。あのキランっての良かった。皆と早く合流したいがために来たのか、それとも夕食の時間に間に合うように来たのか、それともその両方か。お姫ちんの言動は面白いものが多いので見ていて楽しいです。あと、ご飯粒つけてる美希可愛いですね^^

 んで、なんくるなく食べてる765プロの面々に対して、グリマス勢はどうも箸が進まない様子。それを見て、春香さんと雪歩が席を立ちます。春香さんも、ですが、ここは雪歩の見せ場でしょう。アニマスで「できない」ことで下を向いた経験のある雪歩は、グリマス勢の気持ちを一番よく分かってあげられています。自分の努力と同時に、仲間がいたことでここまでこれたと口にし、真の言うように、ホント「萩原先輩」って感じです。ムビマスは全体的に、雪歩がシリアスシーンで語ると泣けます……志保だけは、雪歩の言葉にどこか納得できないような表情を見せていますが、それはおいおい。


 次は、確かライブの打合せ、かな?(←実は完全に流れを覚えていない)

 意見のある人と言われて真っ先に手を上げるやよいあみまみも言ってますが、やよいはシリアスシーンや意見を求められた時はおどおどして、自信をもって発言している場面が今まではほとんどありませんでしたから、成長した、ということでしょう。ついでに、あみまみ&あずささん合流です。鳥取名物、ふろし……もとい手ぬぐいまんじゅうをお土産に買ってきていましたが、ホントにどこまで行っていたんだかw

 それはさておき、ここは「皆、自信をもって意見できている」と口にするプロデューサーだけでなく、りっちゃんの言葉にも注目したいところ「今回はプロデューサーに徹するって決めたんですから」は、まあ、プロデューサーへの気遣いでしょうね。なんだかんだで765プロをずっと支え続けてきたプロデューサー業務を引き継ぐわけですから、並大抵のことではないでしょう。でも、りっちゃんはりっちゃんなりに、プロデューサーに心配かけまいとアイドルへの未練を覗かせつつも、やはり自分はこうあるべきだと口にしています。プロデューサー、これは嬉しかったでしょうね。

 場面変わって、グリマス勢の部屋へ
 可奈は765プロの面々を見て、「良いな~」と言いますが志保は真逆。「もっとドライなのかと思っていた」とすっぱり切り捨てます。可奈はその意見には納得できない様子でしたね。その直後、テレビに春香と響のshiny smileが流れます。で、どたどたという音と共に「到着しました!」です。……個人的に、ここの星梨花が彼女の素なのかなー?と思ったり。星梨花はムビマスでは「できない側」にいる上に、可奈との繋がりもあまりないようで、杏奈以上に出番がありません。ですが、ここは活発な良い笑顔を見せているんですよ。たぶん、本来の星梨花はこんな感じの明るい元気な笑顔を見せる普通に可愛い系のキャラなんじゃないかなと。




⑥練習&お遊びタイム



 一日目は終了し。
 春香が起きてみると隣で寝ていたはずの千早がいない。探しに行って、そのまま2人はランニングに出ます。やー、これもまた印象的なシーンでしたね。今まで「歌うこと」をとにかく前面に出していた千早が、「いろんなものを見落としていたのかも」と周囲に目を向けるようになっているんですよ。写真撮影も、そんな彼女の心変わりを示すためのものかと。ホント千早はアニマス初期に比べると成長しましたね。それから、春香の千早に対する姿勢も見ていて気持ち良いです。もちろん、千早は過去に家族とのことや、それこそアニマスでのこともありますから、春香にとってもある程度は「気を遣う相手」なんでしょうけど、それ以上に、強い信頼で繋がれているように見えます。春香と千早は、互いに気を遣う相手、ではあるでしょうけど、その互いの気遣いが自然で、なおかつ、それぞれの持ち味が出た気の遣い方なので、見ていて気持ち良いです。


 で、二度目の練習。りっちゃんの鬼レッスンです。
 ただ、さすがに765プロの面々は慣れてますね。伊織辺りは竜宮小町でずっと指導されてきたからなのか、「まだまだ」と口にしています。美希、真、お姫ちん、千早辺りはそもそもまだ余裕そうで、ダンス?かなにかの話し合いをしているほど。……その流れで、美希によるお手本があり。やる気を見せる765プロ勢とは逆に、グリマス勢の面々は差を見せつけられる形になり、意気消沈。ここで、ダンサー組にフォロー、ではないにしろ、しれっと「お疲れ様~」みたいな感じで入ったあずささんとやよいは良かったですね。あずささんののほほんとした雰囲気は場を和ませますし、やよいの笑顔は元気を与えてくれます。この2人があそこで入ったのにはなにか意味がある気がします(‘ω’)

 場面転換。
 例の、透けブラシーンです(*´ω`*)
 真の無駄にカッコ良く水を払うシーンも良かったですけどねw あと、

 何故かいないあずささん

 一応、みんなで休憩中っぽい感じなのに、なんであずささんだけいなかったのかw 真相は分かりませんが。はぶられたのか?(ぇ
 まあ、大したシーンではありませんが、強いて取り上げるなら、響の「遠くに行っちゃうのか」でしょうか? 美希と千早が海外に行ってしまうことを受けて、遊んでる面々以外、神妙な表情になっています。楽しく遊んでいる組と、寂しくなるね、という表情のメンバー。ちゃんと考えてみると面白い場面かもしれませんが、あえてスルーでw

 そんでもって、プロデューサーへの水鉄砲発射後、流れ出すのは

 ラムネ色 青春

 3回目辺りに泣いてしまいました。これ、思いっきり、アニマスの慰安旅行回と被ってるんですよ。みんなで一緒に楽しそうに遊んだり勉強したりお風呂入ったりしている彼女らを見て、思わず泣いてしまいました。春香さんじゃありませんけど、私も「みんなで一緒に」というのは好きな人間なので、一度はばらばらになりかけたメンバーがまた一緒になって楽しく遊んでいるというのは、かなりぐっとくるものがありました。……真が先に出て、響の「とったゲロー!」の流れはまんま旅行回と一緒でしたし、お風呂で千早が「くっ!」ってやるとことか、ホント製作者の皆様の愛が感じられて良かったです。あと、全員は確認できていないのですが、やよいと美希の水着は変わってましたねw




⑦取材



 楽しい時間が過ぎ去り。
 真と雪歩は一時離脱です。りっちゃんの車の中で、真はずっと合宿をしていたいと発言をします。ここ、ちょっと注目したいのは、アニマスで旅行の時、夜、来年はどうなっているのかな?と春香と一緒に喋っていたのが真だということ。たぶん、そんな真だからこその台詞じゃないかな、とか思ったりします。りっちゃんも、真の言葉を否定せず、少し曇った表情を見せます。たぶん、同じような気持ちなんじゃないかなーと。

 一方。合宿から外れた、居残り組の面々も(確か)ここで登場してますねw
 社長と小鳥さん、それからよしざわさんもいます社長の「数々の困難を乗り越えてきた彼女たちならば~」の辺りの小鳥さんの表情は良かったです。その後の妄想でいろいろぶち壊してる感が否めませんがw


 場面戻って、合宿組。
 取材が来ることを伝えられ、そのまま取材風景に突入します。
 社長のお茶のみ友達こと、ミスターよしざわも来て、本格的な感じの取材です。美希はハリウッド行きについて尋ねられますが、「今はライブ~」とライブを優先する発言をし、千早は「自分の中から音楽が溢れて~」とさすがの発言、そして春香さんはミスターヨシザワに「どうしてリーダーに選ばれたと思う?」と質問されます。春香は「プロデューサーさんの近くにいたから」とか、もう見当違いもいいところ(?)な発言をし、ミスターヨシザーワに笑われますが、しかし、「そういうところが必要なこともあるよ」意味深に言われます。私の考えでは、このよしざわさんの発言は、春香らしい答えだったからではないかなと。後に「私は天海春香だから」というシーンがありますが、それって、「春香らしさ」を追求した決定、結論ですから、たぶん、よしざわさんは、そういうことを言っていたのではないかな、と。

 で、当然、練習風景も見られたわけですが、取材という重圧からか、それとも単に練習がキツイからか、そのどちらもか、百合子が転んでしまいます。百合子はもともと、「アイドルになるなんて~」と口にしているので、描かれてはいませんが、ここで転倒したことは、思うところがあったはずです。また、可奈も奈緒に「遅れてんで」と言われ、「頑張っているのにできない」ことを突きつけられます。

 そんなこんなで取材は終わり、


「ぷちしゅー」の歌


が披露されます。可奈と春香がしっかり絡む最初ものシーンですね。
 練習が辛く、頑張っているのにできないという可奈。ただ、ここではまだ前向きで、「甘いモノを思いっきり食べたり」、「土手へ行って大声で歌う」など、ストレス解消法を口にしていて、完全に下を向いているわけではないことが窺えます。けれど、憧れの春香と一緒のステージに立てるのに上手くできないという気持ちはあり、春香にその気持ちをそのまま伝えています。対する春香は、「一歩ずつでいい」と、それぞれの速度で成長すればいいことを諭し、可奈を励まします。そして、その言葉通り、可奈は一生懸命練習に打ち込み、春香は笑顔でそれを見守っています。……ここ、この後の展開を知った上で見ると、泣けるんですよねぇw ムビマスは泣けるシーンが多くて困る!




⑧合宿終了




 そんなこんなで迎えた最後のレッスン。
 Pに徹すると決めているりっちゃんに、プロデューサーは「最後くらい一緒に~」と最後の通しをりっちゃんも一緒にやって欲しいと希望します。一度は断るりっちゃんですが、もともと、アイドルへの未練(のようなもの)も残っていたでしょうから、他の面々にも後押しされて、一緒に踊ることに。プロデューサーにとっては、例えりっちゃんが踊る機会があっても、自分はこれから見ることはできなくなる、というのもあったでしょう。りっちゃんも、それを察している雰囲気があります。ハードルを上げられつつも、りっちゃんは

 ごまえ

 をきっちりと踊り切り、見に来ていた人たちに歓声を受けます。りっちゃんがセンターというのも良かったですよね。……ちなみに、ごまえの美希、かなり可愛い。


 夜。ばーべきゅーです。みんな楽しそうですね。慰安旅行の時も、夜、同じようにばーべきゅーしてましたよねぇ……。

 で、その傍ら、可奈にサインを頼まれる春香可奈もですが、ここの春香さんは可愛い。嬉しいと同時に気恥ずかしいでしょう。でも、凄く嬉しいはず。憧れられる立場というのはどの分野であっても嬉しいし励みになります。……あと、千早の「憧れられる立場なのね」って、毎回思うけど、さらっと言ったら噛みそうw

 そんなことがありつつ、しかし、一転、プロデューサーが「ハリウッドへ行く」ことを告げられて、戸惑う765プロの面々。ショックは大きく、納得しつつも、全員が寂しがります。普段強気で、素直に気持ちを出さない伊織でさえ寂しいに決まっている」と断言。響、あみまみ、やよいは涙を見せ、他の面々もやりきれない様子。

 しかし、そんな中、春香はプロデューサーと二人で話した内容を思い浮かべます。寂しさを漂わせる春香に、プロデューサーは謝りつつも、「未来」を想像し、また「未来は今の延長」にあると伝え、未来のために「今を大切に」することを笑顔で語ります。さすがはイケメンプロデューサーです。……春香はリーダーとして、「プロデューサーさんを笑顔で送り出そう」と決意、それを皆に伝え、元気づけます。ここら辺は、リーダーとしての対応でもあるでしょうけど、前向きな春香らしい対応でしたね。で、どたばたするところへりっちぇーんが来て、

 枕がバン!!

 いやー、ここのりっちゃん、楽しそうな表情してましたわー(ぇ
 その騒ぎを階下で聞くプロデューサーは、少し嬉しそうというか、安心したような表情でしたね。「暫くは任せたからな」という感じの笑顔でした。

 そんなこんなで合宿は終了し、一足先に765プロ組は帰還。別れ際に可奈へ手を振る春香は良かったですね。台詞はありませんでしたけど、「頑張れ~!」って感じで。単純な先輩としてだけでなく、自分に憧れてくれた可愛い後輩へのエールでしょう。

 が、しかし。




⑨亀裂




 アリーナライブ前に一度、ステージ慣れしておこうとバックダンサー組を組み込んだミニライブで可奈の転倒を中心に、バックダンサー組は散々な結果に終わってしまいます。しかも、それを週刊誌に取り上げられるという事態に。
 プロデューサーは小鳥さんとの会話で「あからさまなゴシップ記事なので」と言っていますが、どこかやはり気になってしまう様子。
 小鳥さんはそんなプロデューサーを見て、話の矛先を転換。ハリウッド行きの準備(勉強)が進んでいるか尋ねます。プロデューサーは「こんなことなら学生時代に~」と、たぶん、大人になったら多くの人が思うであろうコト言葉を口にしています。……私も気を付けねばw そして、小鳥さんのちょっとデレシーン。自分もプロデューサーがいなくなることを寂しがっていることを伝え、しかし、応援していると小鳥さんらしい言い方で後押しします。結構、このシーンは好きですね^^

 とはいえ、プロデューサーの思い通り、765プロの面々はそもそも週刊誌のことには触れず、普通にレッスンを再開させています。ここの、「春香遅いよー!」は良かったですね。合宿中だけでなく、それが終わった後も、「みんなで」を継続し、互いにスケジュールを調整していることが窺えます。春香にとっては嬉しい光景でしょう。
 ところが、そんな風に割と気楽にレッスンを進める765プロの面々へ、真の携帯を通してバックダンサー組が「上手くいっていない」ことが知らされます。一度話を聞いてみようという流れになり、事務所で改めて全員集合。状態を聞きます。
 
 バックダンサー組はミニライブの失敗で「やり直そう」ということになったとは話しますが、上手くいっていないと言います。また、星梨花と杏奈たち「できない」側にいる子が弱音を吐き、志保が「できないならできるようになるまで~」と強く言い放ちます。百合子がそれを庇うように志保へ厳しい視線を送っているのも印象的です。

 また、グリマス勢は「悪口ばっかりの本」についても触れ、委縮してしまっていることも話します。ここは、むしろグリマス勢ではなく、765勢の見せ場でしょう。アニマスでは自分たちだって振り回されていたのに、この時点はもう「気にしたら負け」と言い切っています。もちろん、千早回のような大事ではないということもあるでしょうが、それにしても、「成長したな~」と思わされます。

 そんな感じで、近況報告をしている中、春香は可奈がいないことに気付きます(何故最初から気付かないのか謎ですが)。
 そこで、可奈が練習に来なくなっていることを告げられて、春香はひょっとしたら、という感じでミニライブ後のことを思い出します。

 志保に「一番できていないのはあなたじゃないのか」と迫られ、可奈は意気消沈。あずささんがしれっと入り、解決することなくその場は終わっていますが、可奈にとっては相当なプレッシャー、ストレスになったはず。楽屋からの出てきたところで春香に呼び止められますが、可奈は「みんなで」ではなく、「私、頑張ります」と春香の話をろくに聞こうとせず、「とにかく頑張らなければ」と追い詰められていることを口にします。

 そして、そんな可奈の気持ちを春香自身もどこかで気付いていたらしく、プロデューサーに気遣われた際に「リーダー失格ですね」と沈み込みます。しかし、プロデューサーの提案により、ダンサー組も765プロで預かることになっているため、プロデューサーはそこまで悲観的になることはないと春香を励まします。




⑩なんであなたが




 しかし、そんなプロデューサーの楽観的な思いとは裏腹に、事態はどんどん深刻化します。
 各々の技術力を高めるため、765プロの面々がダンサー組を指導。また、その中で伊織と真の言い合いを見たダンサー組の、「これってケンカなのかな?」「違うと思う」というやり取りも印象的です。「意見をぶつけ合うこと」と「単なるケンカ」は全く別物で、たとえ意見が違っていても、「仲間」でいられないわけじゃないことを示しています。終盤で春香が「考え方は人それぞれでいいんだよ」と口にしていますが、そこに繋がるものがあります。

 そうして、ダンサー組の技量は少しずつですが、着実に上がっていきます。が、上がったからこそか、それとも真の言うように「気持ちの問題」からなのか、かえってばらばらに見えてくるという状況になり、リーダーである春香に振り付け、演出を変えるか否かという問題が突きつけられます。

 春香はそれを決定するために、全員を集めて意見を聞きます。今の演出のままでいきたいかどうかを尋ねる春香に、多数決なら「今のまま」の方が多いという結果が出ます。百合子がここで手を上げたのは意外でした。できない子を気遣いながらも、自分としては、という意思表示でしょう。

 しかし、春香の答えは逆。美希や伊織は不満を口にし、そしてダンサー組で真っ先に「待ってください」と立ち上がるのは奈緒。「全力でやりたい」と口にし、美奈子も可奈のことを待ってあげたいと口にしながらも、やはりプロとしてステージに出るからには全力でやりたいと意見をぶつけます。……この辺、形は違いますが、それぞれの実力による食い違い、という意味では765勢も経験したことなので、春香だけでなく、雪歩とやよいにとっても、意味のあるシーンではないかなと思います。

 そんな中、杏奈が立ち上がり、可奈からメールが来ていたことが告げられます。「アイドルを諦める」、そして合宿で春香がサインしたぬいぐるみも「もういらないから」と返されます。……ここで、おそらくは過去の自分との重ね合わせだと思いますが、千早や美希が神妙な表情をしていたのも印象的でした。

 春香は「印象が違うね」とそのメールが本当に可奈のものなのかを確認するなど、信じられない様子。それに対して、我慢できずに厳しい意見をぶつける志保「今いる人間だけでも先へ進まないと」と、春香へ詰め寄ります。志保にとっても、今回のステージは大きなもので、絶対にミスはできない、そしてやはり全力でやりたいという気持ちがあるからでしょう。ところが、可奈からのメールを見て、ぬいぐるみを返されてもなお、春香は可奈のことを思い、決断できません。そんな春香を見て、志保は、

「なんであなたがリーダーなんですか」

 とこれ以上ないくらいのキツイ言葉を投げかけます。からの、
 
「ストーーーーーップ!!」

 です。伊織がいいところで区切ってくれました。
 まず、志保へ。春香がリーダー、というのは765勢が満場一致に決めたコトなので、それを否定する言葉は伊織にとってもイラッとくるものがあったでしょう。また、たとえそうでなくても、志保の言葉は明らかに暴言の類ですから、アイドルの先輩として、注意するのは当たり前でしょうね。
 その後、春香へ。志保を注意しつつも、だからこそ、春香にも「はっきりして欲しい」という気持ちがあるはず。皆で決めて、皆が「春香なら」と選んだリーダーですから、いつまでも煮え切らない態度でいて欲しくないと思ったはずです。




⑪苦悩




 伊織に「しっかりしなさい」という趣旨の発言を受けて、春香は「リーダーとして」どうするべきなのか悩みます。そんな時、偶然、トイレで美希と出くわします。春香にとって、おそらく一番気を遣わず、率直に相談できる相手は美希でしょうから、春香は「どうすればいい?」と素直に尋ねます。が、

「春香じゃないから分からない」

 と、一蹴され、苦笑い。ただ、美希は最後に「ライブ、頑張ろうね」と素直に助言はできないけれど、応援しているよ、という気持ちを春香に残して去っていきます。……ここ、個人的に凄く好きなシーンで、美希の「ライバルとして」の対応が良いなーって思います。美希は春香をライバル視していますから、たとえきっちり状況が見えていても、素直にアドバイスしたり、相談に乗ったりするのはプライドが許さないのだと思います。ここは、ライバルとしての対応が光りました。

 一方、そんなごたごたした状況の中、Pは、ハリウッド行きを延期しようかとりっちゃんに相談します。今まで、ずっとそばにいて、一緒に悩み、苦労を共にしてきた子たちが悩んでいる時に、自分だけ違うことをしているもどかしさや苦悩があってのことだと思います。また、同時に、やっぱり自分が彼女らをずっと支えてあげたいという親心のようなものもあるのでしょう。

 しかし、そんなある意味、弱気な発言は、りっちゃんによって否定されます。皆、自分たちで考えてなんとかしようとしている、そして、それは一体、誰のためであるのか、そんなことをりっちゃんはPに諭します。ここのりっちゃん、イケメンでしたね。あと、可愛かったです。Pはそんなりっちゃんの言葉を聞いて、心配そうにしながらも、たぶん、「信じよう」と思ったはずです。


 ただ、春香さんはというと、やはり迷ってばかりで、答えが上手く見つからない様子
 千早には率直に尋ねるのではなく、自問するような形ですが、「リーダーとして」を強調し、こんなんじゃ駄目だよねと言います。
 そんな春香を見て、千早は「リーダーとして」ではなく「春香が」どうしたいのかを尋ねます。千早は、アニマスで、何度も春香を拒否したにも関わらず、「春香のしたいこと」によって救われた人間ですから、一番、「春香のしたいこと」の強さ、素晴らしさを理解している人間です。そのため、千早の言葉には重みがあり、春香も「それでいいの?」と問いかけつつも、納得したような素振りを見せています。

 さらに、ここで注目すべきは千早が家族との関係を修復させようとする発言。
 これは初めて見た時から涙が出てきました。千早はアニマスで、「歌しかない」とずっと口にし、家族の関係も悪かったはずです。どころか、お母さんの言葉通りにいけば、どちらかというと、千早の方が家族を避けているような雰囲気があった気がします。その千早が、自分から母親をライブに招待しようとしているんです。これは、ホントに感動しました。何度見てもここは泣けますね。

 ここで、微妙に可奈が悩んでるシーンがありますが、ここはカットで。春香への憧れを再確認させるシーンっぽいので。あと、お菓子が大量に置いてあるのは伏線でしょうねw




⑫それぞれの思い。そして・・・




 みんなでお泊り会です。
 まず最初に、できない組の子たち。ここはもう完全に、雪歩の見せ場でしたね。「できない」ことができる人に迷惑になっているんじゃないかと口にするダンサー組に、まず真が「そんなことはない」と否定し、雪歩が「もっと頼って欲しい」と言います。
 雪歩はアニマス13話のライブまでの練習で、ダンサー組と同じようなことを経験しています。やよいもですが、やよいは雪歩ほど強い劣等感を抱いていなかったと思いますし、やはりここは雪歩が語る、で正解でしょう。雪歩は千早ほど目立ってはいませんが、765勢の中で大きく成長した1人です。最初できなくても、自分がどうしたいのかを大切に、しっかり進んでいけば、大丈夫だとダンサー組に言います。雪歩だからこそ、説得力のある台詞ですね。


 その反面、伊織宅のできる子たちの方はというと。
 奈緒はやはり仲間外れにしようとかいうんじゃない、とは言っていますが、「全力で」を押していて、できない子たちの気持ちを汲み取ろうとはしていないように見えます。ただ、伊織やあずささんは、春香に納得できないとするダンサー組に「春香はどっちの気持ちも分かるからこそ悩んでいる」と優しく言います。
 ただ、「だからと言ってこの状況を許していいわけがない」とダンサー組への理解も示しています。……そんな中、会話に参加していなかった美希が志保を見て「どうしてそんなに不安そうなの?」と問いかけます。戸惑う志保に、美希は「春香はちゃーんと答えを持ってくるの」と春香への絶対の信頼を口にします。ライバルというのは、敵対する相手であると同時に、信頼もなければライバル足りえませんから、まあ当然ですね。また、美希は「甘々なの」と志保への理解も示した上で、「だからこそ、ライバル」と言います。これはそのままの意味でしょう。美希はアニマス23、24話で春香の言動を一時、否定した過去がありますから、志保と通じるところがあるはず。でも、それでもその「甘々」な考えを貫く春香は、一周回って、「だからライバル」になるんです。


 そんな他のメンバーたちをよそに、春香は1人、自宅へ戻ります。
 春香は「自惚れてもいいよね」と可奈へメールし、電話がくることを祈ります。自分に憧れてくれた子なのだから、自分からのアプローチは無視しないでくれるだろうということでしょう。
 そして、そんな思いは実際、その通りになり、可奈から電話がきます。可奈は謝ると同時に、春香へのお礼や、自分はテレビを見ている方が似合っている等、完全にアイドルを諦めるような発言を繰り返します。春香は「大丈夫」「そんなことはない」と必死に励まそうとしますが、焼け石に水状態で、憧れの春香の言葉すら聞こうともせず、可奈は電話を切ろうとします。春香は可奈が電話を切ろうとしていることに気付き、必死に「切らないで!」と訴え、可奈も春香の必死さを感じ取ってか、電話を切ることをやめます。
 しかし、電話を切らなかった、というだけで、可奈の傷は決して浅くはありません。「自分は春香ちゃんのように強くない」と否定し、最終的に、結局電話を切ってしまいます。




⑬今を、大切に




 春香は可奈の説得に失敗し、落ち込むのかと思いきや、携帯を握りしめ、前を向きます。
 そして、765、グリマス総員で可奈の捜索に行くシーンへと移ります。

 春香は皆を集めた事務所で「可奈を迎えに行こう」とはっきりと宣言。ただ、その動機は「声が震えていた」という物凄く曖昧で、不確かなもの。
 当然の如く、志保は食ってかかります。「1人のかもしれないがそんなに大切なのか」と。しかし、ここでもう春香は自身の意思、「自分がどうしたいのか」をはっきりと決めており、言い合いになった時とは違い、きっぱりと頷きます。

 Pとりっちゃんは別行動でアリーナへ向かいますが、りっちゃんは「頑張るのよ」とメールに書いており、全員が一体になっている感じがして、私は皆で可奈を探すシーンは好きです。

 千早たちが可奈の家へ行きますが、留守。
 そこへ春香も合流しますが、手掛かりらしきものはなく、千早の問いかけで春香は必死にこれまでの会話、可奈の言葉を思い出します。そして、合宿中の「大声で歌うんです!思いっきり!」を思い出し、土手へ。

 土手で「自分REST@RT」を歌っている可奈ですが、まるっきり元気がありません。
 春香に声をかけられ、三人に気付き、「ごめんなさい!」と可奈は逃げ出します。春香が追いかけ、橋の反対側にいた奈緒たちもそれに気づき、挟み撃ちに。可奈は顔を見られまいとフードで隠します。

 春香と奈緒が説得に入りますが、可奈はフードを取り、ストレスで食べ過ぎて太ってしまい、もう諦めるしかない体型になっていることを告白。これにはさすがに春香、奈緒、その他の面々も驚きを隠せず、その僅かな間に可奈の独白。
 ミニライブで失敗し、なんとか自分で頑張ろうとしたけど結局上手くいかなくて~、です。春香にサインまでもらって、なんとかしようと思ったけど、というのは本心でしょうし、見ていて私も辛くなりました。ミニライブの時に責めたてていた志保が、傘の柄をぎゅっと握りしめているのも印象的です。

 しかし、そんな可奈を、春香は優しく「アイドルを本当に諦められるの?」と問いかけます。可奈は泣きながらも「続けたい」を肯定し、春香はそれを聞いて、本当に嬉しそうに「良かったぁ」と呟きます。……ここの「良かったぁ」は、私的に最高の演技だと思いました。中村繪里子さんの演技に感服しました。いえ、演技ではなく、春香に完全に感情移入した結果かな、とか思ったりw

 可奈の回答を聞いて、それなら、アリーナへ行ってみれば、なにか分かるかもしれないと全員でアリーナへ行くことに。




⑭私は天海春香だから


 アリーナへ到着し、皆、目を輝かせるなら、春香は可奈の視線に気付き、皆の前へ。そして、

 後ろの人もちゃーんと見えてるからねー!!

 と叫びます。
 私、毎回ここで泣いてしまうw 春香さんのこの台詞は、きっと大ファンである可奈にとっては嬉しい以上に感動するものでしょう。「春香ちゃん」たらしめる名台詞ですからね。
 
 そして、ここからは春香の独壇場。名シーンです。

 自分がここにいることができるのは、みんなのおかげで、誰か1人でも欠けていたら「今」はなかったと語ります。そして、伊織から順番に1人1人名前を呼びます。りっちゃんとプロデューサーはもちろん、小鳥さんや社長も入っているのは良いですね^^
前を呼ばれた時の皆の表情にも注目です。美希なんかはかなり印象的な表情でした。それから、ダンサー組もしっかり名前を呼び、最後に「可奈ちゃんもだよ」、と。春香にとっては、誰か1人が欠けたら、もうそれは今の自分ではないわけですから、可奈が欠けたら駄目で、可奈にもいてもらわなくちゃ困るんですよ。
 さらに、春香は「他にもっと良い方法があったのかもしれない」と言いつつも、「私は天海春香だから」と口にします。自分の考え、自分の意思を貫ける春香の強さ、春香の「春香らしさ」がきっちりと出た最高の名台詞かと。

 そんな、春香の言葉を聞いて、可奈は涙を流しながら自分も一緒にステージに立ちたいとはっきり口にします。他のメンバーも、星梨花と杏奈は可奈と同じできない側の人間として、「一緒に頑張ろう」と言い、奈緒たちできる側は「周りが見えてなかった」と反省します。また、その傍らで、ずっと春香の姿勢に反対し続けてきた志保は、伊織に「言いたいことがあるなら言った方がいい」と言われますが、「あるわけがない」と即答します。

 そうして、一段落着いた後、これも泣かずにはいられないシーンでした。
 台詞はありませんでしたが、グリマス勢は志保と可奈を中心に和解。仲直りしている様子が描かれ、そして、765勢は「ここから大変」と言いつつ、「失敗するわけがない」「絶対に成功する」と断言しています。また、涙を見せる春香を「ホント怖がりなの」と言う美希に、あずささんは「誰だって答えを出すのは怖いものじゃないかしら」と深い言葉を口にします。また、伊織は「もし間違いそうになったって、転びそうになったってなんとかしてみせる。それが765プロでしょ」と自分たちの絆の強さ、仲間を大切にする気持ちを宣言しています。……ここは、アニマスのいろいろなシーンが脳裏に浮かんでホント泣けました。千早の約束回や、春香の最終話付近はもちろん、ミスが多かった最初期にみんなで助け合っていたことや、10話の運動会、やよい宅での騒動、あずささん回の大騒ぎ、お姫ちん回の移籍騒動、その他もろもろ、もうホントに、泣けたの一言です。

 ……そうして、全員が落ち着いたところで、アリーナの外へ。
 まず志保が春香へ謝罪します。ただ、春香は「考え方は人それぞれでいい」と口にし、志保の考え方が間違っていたとは決して言いません。考えてみれば当たり前ですが、これは結構重要なことですよね。765プロの面々だって、それこそ伊織と真のように、日常的に意見をぶつけているメンバーがいますし、美希と春香のように仲良くはしつつも互いをライバルだと思っているメンバーだっています。全員が同じ考え方でいる必要はない、というのはその通りかと。そして、だからこその団結した時の強さがあるのだと私は思います。
 続いて、可奈が春香のもとへ。合宿中にも言っていたことではありますが、春香ちゃんのようになりたいと宣言。赤くなる春香ですが、嬉しそうですね。これは微笑ましいという感じでしょう。良いシーンでした。

 で、また名シーン!

 765プロみんな揃っての帰り道。
 夕日で照らされる河原道を皆で帰ります。笑顔が眩しいですね^^
 水面が夕日に照らされ、ライブの時のサイリウムみたいと話しています。また、スポットライトを星空とも言い、なんともロマンチックな表現で例えていますね。年少三人組が「うぇーぶ!」とかふざけてますが(いつかのライブの時のヤツかな?)、これは一緒になって笑いました。そしてあずささんには舵を任せられないという言葉。あれも「あら~」と合わせて笑いました。

 そして、ムビマスの主題にも触れています光の向こう側にはなにがあるのか、というテーマそのものの台詞が飛び出し、皆で光る水面の向こう側を見つめます。未来を見つめる彼女たちの目には、一体なにが映っているのか、想像すると泣けてきますね。

 ……ついでに、私個人の意見ですが、これ、アイマスというコンテンツそのものへの投げかけでもあるように思えます。アイマスはゲームから始まり、アニメ、劇場版まできています。しかも、初期メンバー以外にもモバマス、グリマスで新規メンバーが続々と登場していて、この先、一体、アイマスという作品そのものがどうなっていくのか、誰にも分からないんですよ。アニメはあれ以上の出来を期待するのは難しいと思いますし、劇場版もしかりです。光の向こう側には、一体どんな世界が広がっているのか。これは、アイマスという作品そのものへの投げかけにもなっているように思います。

そんなこんなで、クライマックスシーンに突入していきます。




⑮M@STERPIECE



 ワンクッション置く形で、千早が母親に手紙を出すシーンに加えて、可奈が一生懸命練習に励んでいるシーンが描かれます。志保と可奈が完全に和解したことが窺えるシーンが描かれていて良かったです。また、千早の方も、笑顔でポストに手紙を入れているのは良いなーと思いました。

そしてついにやってきましたアリーナライブ!!

楽屋での一幕も感動ですね。
衣装がちゃんと入ったという可奈。あれだけで私は泣いてしまったことが何度か……。
さらに、765勢の方は、りっちゃんに花飾りを。りっちゃんじゃありませんが、開演前から泣かすなとw ああいうのは反則ですよ。あれは泣けます。

 そしてステージ脇へ。
 アニマスを思い出す、円陣です。「いろいろあったけど楽しかった」と言い切り、プロデューサーには「最高のステージで送り出しますから」と声をかけます。765勢が先にステージへ上がる脇で、グリマス勢は緊張からか、かたまって互いに励まし合っているっぽいですね。

プロデューサーは「絶対忘れないからな」と自分と一緒に育ち、頑張ってきた自慢のアイドルたちを見つめます。

そして、ムビマス最終章。開演です。
満を持して流れ出すのは主題歌の


M@STERPIECE


 これはもう予告時から言われていた通り圧巻の一言でした。
 何度見ても泣けてしまい、ここで全部持っていかれてしまうという印象です。
 まず、歌とステージ演出が素晴らしい。曲調はもちろん、歌詞からダンスから、なにからなにまで最高です。カメラワークも、アニメだからこそできるダイナミックさで、観客、サイリウム、ステージ上のアイドル、その他もろもろ、なにからなにまで映し続けていました。また、皆で決めたというステージ上での演出、移動、ダンスも見事なもの。アリーナの広さを存分に生かした素晴らしいものでした。
 また、ここまでほとんど出番のないお姫ちんを春香と組ませて見せ場を作った制作スタッフさんの愛や、真と美希のハイタッチ、それからもちろんダンサー組も、凄かったです。毎回、ダンサー組が登場すると涙が溢れて止まりませんでした美希のおにぎり波(このおにぎり波はアニメーターさんのアドリブらしく、美希大好き人間としては感激しました)や、さらには絶大な歌唱力を誇る千早のソロパートが用意されている等、本当にこれまでの「集大成」と言える最高のステージではなかったかな、と。
……ただ、一つだけ。CG、ですかね?まあ、しょうがないのかなとも思いましたが、ちょーっと「うん?」と思ったところが一か所ありました。それを差し引いても十分すぎるほどのステージだったので、突っ込む必要があるか?というくらいですがw

ちなみにこのライブシーンですが。私はアニマスからの新参者で、生のライブは見に行ったことがないのですが、ちょいちょい生のライブから引き継いでいる演出があるようで。たぶん、本気でPを名乗ってライブにも行っている方々は、もっといろんな発見や、感動できる要素があったのかなーなんて思います。


そんな、最高のライブが終わり。


 場面変わって、空港でPを見送るシーンに入ります。まあ、ここは特に語ることもなく、本当にそのまま言葉通りに受け取って、「行ってらっしゃい!」ってことでいいんじゃないかなと。……一つだけ言わせていただくなら、春香さんのリボンの色が変わってる件。あれ、なんなんですかねぇ?ミスっぽいですけど。ていうか、ミスでしょうけど。

で、EDと。
正直、EDも泣けますよ?気付いている方も多いかと思いますがスペシャルサンクスに「アイドルマスタープロデューサーの皆様」ってちゃんと書いてあるんですよ。アイマスは製作者だけでなく、全国のPの皆様みんなで作り上げてきたってことをEDで強調しています。単なるアイマスファンでしかない私でも泣けたんですから、Pとして一生懸命これまでアイマスを支援してきた方々は、感慨深いものがあったのではないでしょうか。いやー、最後まで泣かせてきましたね^^







……さて、いったんここで切ります。このまま続けているとあまりにも分量が多くなってしまいそうなのでw

次はメンバー1人1人にスポットを当てていきます。と言っても、あまり書くことがない子もいますし、あまり長くはならないと思いますが。


では、そんなわけで、いったん終了したいと思います。【次回へ続く】
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プロフィール

彩坂初雪

Author:彩坂初雪
小説家を目指す社会人。
誕生日は9月8日。
性別は♂

アニメ、ラノベ好き。

好きな小説は
・レインツリーの国
・さよならピアノソナタ
・ひぐらしのなく頃にシリーズ
・花×華
・C3-シーキューブ-
・ココロコネクトシリーズ
・さくら荘のペットな彼女
など。
好きなアニメは
・CLANNADシリーズ
・リトルバスターズシリーズ
・マクロスF
・SHIROBAKO
・魔法少女リリカルなのはシリーズ
・戦姫絶唱シンフォギア
・ストライクウィッチーズ
・アイドルマスター
・アイドルマスターシンデレラガールズ
など。
以下、他に読了&観了した作品(途中までしか読んでないのもあるけど)。

~ライトノベル~
・涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ
・半分の月がのぼる空
・剣の女王と烙印の仔
・しにがみのバラッド。
・ラプンツェルの翼
・神様のメモ帳
・撲殺天使ドクロちゃん
・ドラゴンパーティ
・火目の巫女
・クリス・クロス
・想刻のペンデュラム
・インフィニティ・ゼロ
・イリスの虹
・神様の言うとおりっ!
・マギ・ストラット・エンゲージ
・カクレヒメ
・ミステリクロノ
・リリスにおまかせ!
・アクセル・ワールド
・灼眼のシャナ
・天国に涙はいらない
・メグとセロン
・鋼殻のレギオス
・ラノベ部
・ガンダムSEED
・ガンダムSEEDDESTINY
・Kaguya
・藤宮十貴子は懐かない
・よめせんっ!
・Kanon
・マテリアル・ゴースト
・R-15シリーズ
・シオンの血族
・みにくいあひるの恋
・緋弾のアリア
・断章のグリム
・バカとテストと召喚獣
・天川天音の否定公式
・ゼロの使い魔
・僕は友達が少ない
・ダブルアクセス
・アルテミス・ハウリング
・付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います
・ドラゴンブラッド
・楽聖少女
・ビブリア古書堂店の事件手帖

~アニメ~
・DEATH NOTE
・涼宮ハルヒの憂鬱
・スパイラル~推理の絆~
・灼眼のシャナⅠ期
・灼眼のシャナⅡ期
・学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
・るろうに剣心
・いちばんうしろの大魔王
・半分の月がのぼる空
・Kanon
・AIR
・Angel Beats!
・ガンダムSEED
・ガンダムSEEDDESTINY
・ガンダムOOⅠ期
・ガンダムOOⅡ期
・聖痕のクェイサーⅠ期
・聖痕のクェイサーⅡ期
・けいおん!
・けいおん!!
・Fate/staynight
・Fate/Zero
・アスラクライン
・アスラクライン2
・迷い猫オーバーラン
・とある魔術の禁書目録Ⅰ期
・緋弾のアリア
・花咲くいろは
・とある科学の超電磁砲
・Myself;Yourself
・IS<インフィニット・ストラトス>
・ヨスガノソラ
・BLOOD-C
・神様のメモ帳
・咲-Saki-
・咲-Saki-阿知賀編
・咲-Saki-全国編
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