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星織ユメミライ感想

【星織ユメミライ感想】

全ルート終了しましたので、感想を書いていきます。
各ルートに関しては攻略順に、作品の全体感想は最後に書きます。
※星織ユメミライはschool編とアフターに分かれていますので、それぞれ分割して書いていきたいと思います。また、多分にネタバレが含まれますので、ご了承ください。


逢坂そらschool編

桐谷華さん大好き人間である私は、真っ先にそらを攻略!
そらschoolは一番分かりやすい「青春」シナリオだったかな、と。星織全体に言えることですが、大きな山場こそないものの、実際に起こりそうなことを丁寧に丁寧に、最後まで描き切っていたと思います。プラネタリウムという、学生が作るにはかなり大変そうなモノを作ろうと企画し、実際失敗もして、それでも最後までやり切るという姿勢は「青春」を感じさせてくれました。
そらschoolで良かったなーと素直に思った点は、ご都合主義では決してなかったことです。青春モノではよく、主人公やヒロインがピンチになった時、「その頑張りを見ていた校内の生徒や保護者や親戚、地域の人が助けに来てくれる」という展開があります。そらschoolでも実際、周囲の助けはありましたが、そういうご都合主義的な展開ではありませんでした。主人公とそらが関わっていた人たちが、協力して助けてくれるというリアリティのある展開で、ただ「頑張りを見ていたから助けに来た」なんていう物語とは一味違いました。
また、本編とは少し別の話ですが、個人的に、エロシーンのそらの反応は見ていて良いなーと思いました。エロゲでよくあるパターンだと思うのですが。初めてのエッチこそ戸惑いや痛みを伴っていても、二回目以降はなんだかんだですぐ慣れていき、エッチに対する戸惑いとか、恥ずかしさみたいなものが描かれていないコトって意外と多いと思うのですよ。ところが、そらの場合、(もともとそういうキャラというのもありますが)まず声を素直に出せないというコトや、エッチ時の恥ずかしさ等、かなりリアルに描かれていたのではないかな、と。
そらschoolはまとまりがあり、恋愛、青春モノとしては凄く良かったと思います。


逢坂そらアフター

アフターの方も、そらルートは安定していたと思います。主人公が自分の事務所を持つ、という話でしたが、その辺の苦労により、一度倒れてしまうという展開は良かったです。そらと主人公が互いに支え合っていくという感じが凄くよく出ていたかな、と。星織のアフターは総じて「支え合う」がきっちり描かれていますが、個人的にはそらアフターがそういう意味では一番だったかなと思います。互いのやりたいコトを尊重し合って、時には一緒に悩んでいることに対し、それぞれの得意分野から見てどうなのかを意見し合って……。「こんな関係って素敵だろうなー」と素直に思わされました。プロポーズのシーンは、「これは泣くよ~」と見ているこっちも嬉しくなって、にやにやが止まりませんでした。

そらルートは全体的に非常に安定していたと思います。丁寧に丁寧に、きっちりシナリオが作られていて、本当に良かったと思いました。アフターのプラネタリウムのアレ(プレイ済みの人は分かるかな?)は主人公と一緒に「うお!?」ってなりましたし、やっていて心地よい気持ちにさせられました。ただ、そらの口数が少なかったのがなー(桐谷さんの声をもっと聞きたかった)。
そらルートはこんな感じで。


鳴沢律佳school編

感動したの一言。それ以外に言うことないw
律佳ルートは「才能」でしたね。実際はアフターをやると分かる通り、律佳も才能がないわけじゃないのですが、school編では、妹のめぐるとの差を痛感し、ネガティブになっています。主人公はそんなことはないと必死に説得?しようとするのですが、律佳はどうしてもその不安を拭いきれない、と。その辺に関して、良かったなーと思ったのは……エロ枠終わった後だったかな? 恋人である主人公が励ましても、律佳の気持ちが晴れないところです。才能の差を感じている人にとって、友達や恋人というのは、「補正」がかかるものだと私は思っています。つまり、「友達だから」「恋人だから」、励ましてくれているのだと、「そんなことはない」と言ってくれているのだと、そう感じてしまうということです。律佳もおそらくそうだったのではないかと。だからこそ、(主人公の策略?によって)全く関係のない生徒たちに対してであっても、自分の音色でナニカを伝えられていると知って、凄く嬉しく感じ、自信を取り戻すきっかけになったのではないかなと。
また、それと同時に、律佳みたいな人間にとって「居場所」がちゃんとあるというのはホントに大切なことだと思います。自分に自信が持てない人間にとって、自分をさらけ出しても受け入れてくれる人たちがいる、というのはなにものにも代えがたい力になります。才能の差を感じている人間が、自信を取り戻すまでを上手く、丁寧に描いていた、素晴らしいシナリオだったと思います。
私自身、自分に自信の持って生きているタイプの人間ではないので、律佳の気持ちが凄く分かって、いろんなシーンで何度も泣かされました。律佳ルートは共感する人はホントすると思います。人によって評価が分かれそうではありますが、私は凄く良いなーと思いました。
個人的に、星織のschool編では一番好きな物語です。


鳴沢律佳アフター

正直、school編に比べると見劣りしてしまう内容だったのは間違いないかと。
いえ、良かったです。律佳は海外にも行ってますから、そういう面では他ルートではない「支え合い」が描かれていましたし、エロシーンの方も、律佳の性癖が開花(?)し、好きな人は好きなんじゃないかという内容でしたし。ただ、school編のラストで素晴らしい盛り上がりを見せてくれたので、アフターもschool編と同じくらい……と期待してやってみると、正直、「まあ、こうなるよね」という程度の印象で終わってしまうかなと。School編でめぐるとの仲が回復し、ピアノ関連のコトにも区切りがついた結果、アフターはホントに「アフター」でしかなく、山場がなかったかなーという感じです。
もちろん、悪いわけでは決してないので、評価が下がることはありません。無難にまとめたかな、と。

律佳ルート全体評価は、とにかくschool編が良かったので、総合評価も高いです。アフターにもうちょっとなにかしらあれば、と思わなくもないですが、それでも評価が落ちるほどではありません。個人的に、律佳本人と共感する部分が多いので、その辺もあるかもしれませんが、星織の中で特に印象に残った物語でした。
律佳に関してはこんなもんかなー……。


瀬川夏希school編

School編の中では最低評価です。
夏希schoolは特筆すべき点がほとんどない。ホントに、そう思いました。星織は確かに全体的にゆったりと、丁寧に描いている雰囲気がありますが、夏希schoolはなんとなく付き合うことになって、なんとなく七夕祭りをやって、なんとなく終わった、というどうにも煮え切らない。そんな感想を持ちました。夏希自身の「写真」に対するこだわり、姿勢をもうちょっと上手く描けなかったかなーと思わなくもないですが、ただ、個人的には、夏希ルートのschoolはむしろこれで良かったとすら思ってます。school編は、夏希の写真に対する思いの整理、みたいな中途半端な内容でしたが、それでも良かったと思っています。理由はアフターの方で。

瀬川夏希アフター

アフターで一番好きなのが夏希アフターでした。
夏希ルートはアフターの最後に全てが集約されています。school編も、アフターの最後のために残念な感じになったと私は思いました。アフターのラスト、私は「これは反則だろ」と思いながら号泣しました。Schoolが残念な感じだった分、アフターもこんなもんかー程度に思って見ていたのですが、最後の最後でやってくれたという感じです。夏希だからこその展開で、凄く心が温まりました。
そらschoolでも書きましたが、星織はホントに「無理がない」のが良いなーと思います。他ルートでも、きっとやろうと思えば夏希アフターの最後のような展開は可能だったと思います。しかし、それを夏希に持ってきたのは、夏希がschool編で誰よりもいろんな人との繋がりを示せていたからだと思います。他のルートでやると、どうしてもフィクションのような感じになり、星織全体の雰囲気を崩してしまいます。でも、夏希の場合、ああなっても不自然じゃないと思わせるだけのコトを、school編でやっていたと思います。

結果として、夏希の全体評価は滅茶苦茶高いです。school編は確かにちょっと微妙なのですが、アフターの最後のための布石だったと捉えると、一気に見方が変わります。星織ユメミライの中で一番好きなキャラというのもありますが、夏希ルートはホント良かったです。ああいう気さくで明るいタイプの子はエロゲだとメインに来れないことが多いのですが、星織はアフターまで描くことで夏希をメインと同等レベルまで引き上げてくれたと思っています。夏希可愛いよ夏希^^
という感じで、夏希ルートは以上。


雪村透子school&アフター

透子に関しては、言うべきことが一つだけなのでまとめます。
透子らしいシナリオだったな、と。
Schoolの最後はもちろん感動しましたし、アフターも透子の自由奔放で、なんだかんだでいろいろやってしまうトコが上手く描けていたと思います。「猫みたい」という描写が度々出ていましたが、実際その通りかと。
透子は転校を繰り返した結果、自身の居場所が作れていないこと、それから、夢や希望がなかなか持てないことをずっと悩んでいました。school編で居場所を、アフターで希望を見つけた形だと私は思います。律佳ルートではschoolで一気に悩みが解決し、アフターは本当に後日談という形になっていましたが、透子の場合、schoolとアフターで上手く割り振られていて、アフターだけで言えば律佳より透子の方がだれずにプレイすることができたかなと思います。正直、私は透子より律佳の方が好きなので、どうしても評価を付けようとすると律佳の方が上に来てしまうのですが、単純なシナリオ面だけなら、アフターは透子の方が良かったかな、と。
私の想像になりますが、律佳ルートに共感する人も多かったと思いますが、透子ルートに共感する人も多かったと思います。他のメンバーがそれぞれ別ジャンルのものとはいえ、なにかしら好きなもの、本気で打ち込めるものを持っているのに対して、透子だけは本当に夢もなく、希望らしい希望もないというキャラでした。実際、高校生くらいの年齢なら、透子みたいなタイプの人は結構いるんじゃないかな、と。主人公みたいに、就職まで考えて一生懸命なにかに打ち込んでいる人なんて、ほんの一握りだと思います。その点で、透子ルートは他のルートにはない、独特の「らしさ」が出たシナリオだったのではないかなと思います。
ホント申し訳ないですが、個人的に透子はあまり好きになれなかったので、総じて評価が上がり切りませんでした。キャラを好きになれるかどうかって重要ですよねー……。


沖原美砂school編

夏希schoolの次に低評価になってしまったのが美砂schoolですが、夏希とは違い、「あと一歩」という感じです。決して、悪くはないんです。そらルート同様、青春モノの雰囲気を押し出しつつ、お嬢様属性を発揮した良いシナリオだとは思いました。ただ、そらルートと違ったのは、ぱっと見でよく分からない、というところなんですよね……。こればかりはしょうがないというか、むしろそれで評価を付けて良いのかなーという気もするのですが、そらの場合、プラネタリウムの完成形がきっちり目に見えて分かりました。他ルートではプラネタリウムの完成形はありませんでしたし、そらルート独自の「形」がはっきりしていたのですよ。ところが、美砂の場合、水族館に関しては、むしろ真里花ルートの方が見栄えがしたというか、「おお!」となりましたし、ぱっと目に見えて分かる形ではなかったんですよね。文章できっちり説明はされてましたし、台風等のイベントもきっちり描かれていたので、決して悪くはないんですが、しかし、「あと一歩」感が拭えませんでした。
悪くないだけに、逆に惜しい感じになってしまっているのが美砂schoolだと思います。

沖原美砂アフター

アフターの方は、正直、律佳アフターと同じ感想でした。「落ち着くところに落ち着いた」というか、「まあ、こんなもんか」という……。Schoolと同じく、決して悪くはないんです。水族館のリニューアル?に関して、主人公のアイディアも取り入れ、結婚等のイベントも回収し、最後までやり切ってる感はちゃんとありました。しかし、schoolであれだけ「いつかまた再開した」と言っていたコトを、簡単に流してしまっている気がして、どうにも私には「え、それでいいの?」という感想しか持てませんでした。個人的には、再開するに際して新しいアイディア云々ではなく、再開させるためにいろんな活動して~という話をもっとやって欲しかったかな、と。いえ、もちろん、再開の是非に関しては、それこそ議会やらなにやらが決めることでしょうけど、それにしてもちょっと「再開決定」をさらっと流し過ぎではないかなーと……。良かったんだけど、「でも……」と一言言いたくなってしまう内容でした。

美砂ルート全体評価は星織の中では一番微妙な感じです。とはいえ、星織全体が素晴らしい出来のため、見劣りしてしまうだけで、おそらくそこらにあるてきとーなエロゲなんかよりはよっぽど良い仕上がりかと。


篠崎真里花school編

Schoolの方は、透子の同じく、「らしい」シナリオになってたと思います。そらや美砂と同じく、青春っぽいところはありつつも、真里花ルートはちょっとベクトルが違っていたと思います。
真里花は幼い頃の病弱設定がひたすら効いてましたね。主人公の過保護っぷりが最初はかえってうざったく感じました。ただ、school編に関してはそれで良かったはず。おそらく、真里花のschool編は、主人公に「真里花が元気になった」ことを証明する内容だったと思うので。もちろん、水族館はホントに綺麗だと思いましたし、そういう意味でも良かったとは思いますが、真里花の場合、アフターまでやると焦点はそこじゃない気がするんですよね。あくまで、真里花ルートは「日常」と「感謝」をテーマにしていたと思うので。幼かった頃、できなかったこと、誰もが普通に過ごせるはずの「日常」を、school編できっちり描いていたのではないかと思います。だから、そらのようにガッツリ「青春」でもなく、律佳のように特別なシナリオでもなかったんだと思います。

篠崎真里花アフター

真里花アフターは、個人的には結婚式が最高でした。
真里花だからこそ、日常の中にある小さな幸せを誰よりもちゃんと理解できるという、凄く良いメッセージだったと思います。あれは、親泣くわーって素直に思いました。エロゲは割と主人公とヒロインがメインを張って、それ以外の周囲の人間ってあまり絡んでこないことが多いと思います。特に、親ともなれば、よほどでなければ脇役のまま終わることが多いです。でも、真里花は病弱だったから、というのもあるでしょうけど、親の存在っていうのは凄く大きいはずです。真里花が細かい気遣いに感謝していたように、親がどんな気持ちで育ててくれたのか、知って損はしないと思います。星織は特に、結婚まできっちり描かれている作品ですから、こういうルートがあってむしろ安心しました。真里花が両親へのメッセージを読み上げている間中、号泣してました。あれの良さがしっかり分かる人は、親への感謝を忘れていない、良い人だと思います。真里花アフターに共感したという方は自信を持って良いと思います(ぇ
とはいえ、そこで終わりにならなかったのは良いのか悪いのか、という問題があります。物語として、結婚式でエンドはごくごく自然な流れだと思いますし、本当に感動したので、その後、かなり話が続いたのはびっくりでした。妊娠中のエロ枠は予想外で、「マジかwww」となりましたが……それはさておき、出産まで描いたのは、やっぱり「感謝」を最後まで書きたかったのかなーって思います。結婚式で終わると、確かに物語としては美しいのですが、真里花ルートのテーマ的にはどうなんだろうという感じもします。出産までをきちんと描くことで、本当の意味での、両親への感謝、結婚してくれたことへの感謝、そして、そんな素晴らしい日常を「未来」へ繋げていこうという、要は、真里花ルートのテーマが最後まで描けることになります。結婚式で終わると良い感じに「感動した!」で終わるんですが、あとに何も残らないと思うんですよねー。まー、その辺はプレイした人の感性や受け取り方によると思うので、なんとも言えませんが……。

とにかく、真里花ルートは他ルートにはない、いろんな気持ちが詰まっていたシナリオだったと思います。律佳schoolや夏希アフターに比べるとちょっと物語性というか、その辺で負けてしまう感じはあるのですが、でも、凄く良かったと思います。以上。


【総合感想】
ある意味、エロゲの完成形と言っても過言ではないと思います。

人によってエロゲをやる理由は違うと思うので、見方は違うと思いますが、少なくとも私はそう思いました。甘酸っぱく、微笑ましい青春時代の恋愛から、お互いに仕事を得て、支え合っていく大人の恋愛まできっちり描かれた、素晴らしい作品かな、と。特に、星織の良いところは(何度も書きましたが)リアルっぽさがあるところです。避妊具についてや、生理について等、きっちり描いてくれています。シナリオにも無理がなく、とにかく丁寧に最後まで描いてくれたという印象を持ちました。
ただ、一つ欠点を挙げるとすれば、あまりに丁寧にしっかり描かれていることで、記憶に残りにくい、という点です。フィクションだと分かっていても、素晴らしい作品は多々あります。そういった作品は、その作品独自の個性があり、そこが評価されていることが多く、そういう意味で記憶に残りやすいと思います。ところが、星織ユメミライは、本当にあってもおかしくなさそうなことを丁寧にしっかり描いている分、「良かった!」という気持ちは残るのですが、それ以上のモノが残りにくく、記憶から抜け落ちてしまう可能性があるかな、と。
とはいえ、ボリュームたっぷりの上に音楽、シナリオ、イラストも良いですし、やって損はないと思います。本編とファンディスクを合わせたくらいの分量があるので、かなり楽しめます。ファンタジーとか、そういうのではなく、見ていて温かくなるようなエロゲがしたいという方には是非お勧めしたい作品です。

ではではそんな感じで。

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【感想】この大空に、翼をひろげて

どうも、彩坂初雪です。
今回は

この大空に、翼をひろげて

の全体感想を書いていきたいと思います。とりあえず、各√ごとに見ていきたいと思います。各評価項目は☆5で最高評価です。

注:FDはまだ未プレイですので、そこは承知した上で読んでください。また、ネタバレが多分に含まれますので、未プレイの方は注意してください。





羽々音小鳥√

ストーリー:☆☆☆☆☆
小鳥が好きか:☆☆☆
小鳥は可愛いか:☆☆☆
エロシーン:☆☆☆
感動:☆☆☆☆☆
びゅーちー:☆☆☆☆☆



 こんな感じの評価になりました。
 私は小鳥√を一番最初にプレイしたのですが、とにかく「感動した!」の一言に尽きました。私は将来、福祉系の職種に就く可能性が高いため、足が不自由であるという設定の小鳥はやる前から少しきになっておりました。エロゲで障害を持っている子を出す、というのはハードルが高いものだと感じています。その分野のプロが見た時に、「この障害を持っている子がこんな反応するわけがない」と評価してしまったら、それまでですからね。小説でもなんでもそうですが、特に恋愛ものでは、難しいものがあると思っております。実際に、他の作品で「いや、これはないだろwwwww」となったものもあるくらいですし……。

 ところが、そんな風に思いながらやり始めてみたら、全くそんな心配をする必要がない内容で、正直、驚きました。特に、主人公の態度は「これ、ちゃんと調べて勉強したんだろーなー」と思わされました。「足が不自由だから」という理由で寮の仕事を任されていなかった小鳥に「できるところはやってもらう」スタイルを打ち出したのは感心しました。それから、必要以上に「足が不自由であること」を気にせず、時にはそれをネタに楽しむような空気を作っていること。これは賛否が分かれるところでもあると思いますが、私はむしろ良かったと思います。「車椅子を走りながら押す」等は確かに危険ではありますが、必要以上に慎重になったり、気を遣ったりすると、乗っている側は気疲れしてしまうでしょうし、「安全、安心だけを考えればいい」というものでもないと思うのですよ。……まあ、介護士がそんなことしてたら一発でアウトでしょうけどもw


 また、小鳥側の恋愛面での反応ですが、小鳥は自分から「好き」というのを嫌がる場面がありますよね。また、エロシーンで足に触れられるのを嫌がるシーンもあります。これも、良かったかと。障害を持ってる人間が、ましてやその障害で苦労してきた人間が、誰かに簡単に告白できるわけがありません。好きな人に足を触れられるのが嫌というのも当たり前でしょう。……それから、いくら周囲が「気にしてない」と言っても、自分の作業効率が遅いことを気にしてしまったりするのも、無理ないこと。こればっかりは、しょうがないかな、と。その辺は、それこそ作中のように周囲の人間と折り合いをつけていくしかないでしょうね。

 と、まあ、障害に関することはその辺にしておいて。
 小鳥√で最も評価が高いのは、なんといっても物語です。

 綺麗

 の一言に尽きると思います。ホント、綺麗に、物語が終わったと思いました。碧の自転車もラストで使われましたし、小鳥と最初上手くいってなかった寮生たちが協力的になったことや、ひばりさんや親との関係、その他もろもろ、とにかく、全てを上手く使いこなしてきっちり終わっていたと思いました。ここまで美しく、綺麗に終わる物語というのはなかなかないと思います。

 ただ、正直、私は小鳥を「可愛い」とはあまり思いませんでした。容姿も性格もそこまでじゃないんですよね。例えば依瑠のように、ツンツンするなら思いっきりツンツンしていれば、デレた時に可愛いなーと思えるのですがどっちつかずの半端なタイプだったので、評価に困りました。で、他のメンバーが可愛いものですから、ころげて全体を見ると「うーん……」という感じになってしまうわけでw
 いえ、好きか嫌いかと言われれば好きです。純粋に空に憧れて、足のハンデがありながらも一生懸命活動して、そんな姿を見て嫌いになるわけがありません。普通に好きです。が、可愛いかと言われると、微妙、ということです。エロシーンも、足のハンデがあるからか、それとも別の理由からか、ごくごく普通のもので(足のハンデがあるからこそ、あえて「普通のエッチ」を選んだ可能性もありますが)、特筆する点はありません。そのため、全体を通じて、いまいち小鳥を「可愛い」と思った瞬間をありませんでした。

 まあ、とか言っても、さっきも書いた通り、小鳥は物語がホント良かったかと。最後は大号泣してました。小鳥√はとにかくその「完成された物語」に尽きると思います。最高でした。







姫城あげは√

ストーリー:☆☆☆
あげはが好きか:☆☆☆☆☆
あげはは可愛いか:☆☆☆☆☆
エロシーン:☆☆☆☆☆
感動:☆☆☆
ケツキック:☆☆☆☆



 こんな評価になりました。
 ええ、まあ、とりあえず一言。

 エロシーン良かった。

 それはさておき。
 正直、あげはのストーリーは「半端」の一言です。悪いわけでは決してないんですが、全てが「そこらにありそう」なことのせいで、ドラマ性があまりないんですよね。全てがフィクションにしか見えないのも考えものですが、だからと言って、全てが「ありそう」なことだと、それもそれで微妙なわけで。フィクション作品って、「ありそうだけどあまりない」から、感動するんじゃないかなーと思うわけです。

 終盤まで隠されたあげはの過去も、「へえ~」という程度で終わってしまい、インパクトがあまりなかったと思います。また、碧に対する煮え切らない態度も、正直、「いい加減にしろ」と思ってしまったこともありました。幼馴染キャラって、割とそういうところがあるとは思うのですがあげはは中盤でエッチをしてるわけですその上で、煮え切らない態度を取っているわけですから、見ていて「どうなんこれ?」と思ってしまってもしょうがないのかなーなんて……。

 ただ、最後までやってみるとしょうがないのかな、なんて思います。
 結局、最後まであげはは(エッチ時の半失神状態の時を除き)「好き」と言いませんでしたが、これは、「楽しいことが終わる」のを嫌がるあげはだからこその展開なのかな、とも思いました。あげはは、テストフライト時に「楽しい時間が終わっちゃいそうだから」というような理由で顔を出そうとしていませんでした。それと同様に、あげはは「好き」という言葉を口にしてしまうと、そこでなにかが終わってしまうと感じているのかも、と思いました。まあ、「ここまできたら言ったら負けかな」とか、モーニンググローリーの時に、たぶん「大好き」と言っていたり、その辺の解釈は微妙なとこではあるのですが、最後まで「好き」を言わない展開は、私は「あげはらしい」と思い、受け入れることができました

 そうは言っても、やっぱり、他の√に比べるとストーリーとしてはちょーっとインパクトに欠けるというか、完成度が低いというか、そんなところはあるわけで。評価的には☆3が限度でしょうね。それ以上はさすがに……。

 で、話変わって。

 エロシーン好みでしたw

 いや、うん、青春&恋愛モノのエロシーンってそれこそ小鳥√とか、そのくらいのレベルなんかなーなんて勝手に思ってたわけですが、違いましたねってことで……。や、双子√で聖水飲むなんてシーンもありますが、あげはのが個人的には好きだった。まさか、ほとんど意識飛ぶレベルまでやるなんて思いませんでしたよw しかも、普段、明るくノリ良いあげはが、ですからね。普段とのギャップが凄いというかなんというか……。
 別に普通のエッチでもいいんですけど、私、そういう「普通のエッチ」を見ても「いいな~」とか「良かったね~」くらいにしか思わなくて、エロシーンで「良かった!」ってなること実はあんまないんですよw なにかしらでもう一段階踏み込んだエロシーンでないと、ただ「良かった」で終わるんです。……まあ、これ以上は18禁内容に思いっきり突っ込みそうなのでやめますが、とにかく好きな内容でした。あ、一応言っておきますが、私、見てて痛々しいのは嫌いです。そういうのは見てて気分悪くなります

 結果、あげは好きになりました。

 普段のあげはも好きですし、その普段があるからこそ、エロシーンも「いいな」って思えるわけで。普段とのギャップ?かな? 上手くこうだからとは言えませんが、あげはは好きです。素直に可愛いとも思いました。
 物語の内容は物足りないところもありましたがキャラだけで見れば一番好きです。






風戸亜紗√

ストーリー:☆☆☆
亜紗が好きか:☆☆☆☆
亜紗は可愛いか:☆☆☆☆
エロシーン:☆☆☆
感動:☆☆☆☆
共感:☆☆☆☆☆



 亜紗√は、

 共感した

 の一言に尽きました。総じて、評価は上がり切らなかったのですが、その一点だけは別格で☆5です。
 亜紗は、「自己嫌悪型キャラ」で、とにかく「自分なんて」と言い続けています。それは事実で、才能溢れる妹の依瑠に比べるとできないことの方が多く、また、依瑠だけでなく、ソアリング部の面々と比べてもやはり「できないこと」の方が多いわけです。育った環境等も考えると、「自分なんて」と言ってしまうのも分かりますね。

 で、この亜紗なんですが、正直、昔の自分を見てるようで、見ていて物凄く共感しました。亜紗のように口癖みたいに「自分なんて」と言っていた覚えはありませんが、私もよく自己嫌悪に陥っていましたし、周囲に自分が頑張ってやっとできることを、さらっとやってのけてしまう人間がいるという意味でも同じでした。さらに、決定的だったのは「間違うのが怖い」、「浮かれるとミスをしてしまう」という点でして……。

 私も、どんなに仲良くなった人が相手でも、なにをするにしても「間違ってはいけない」という気持ちを持ち続けています。それは、亜紗と同じように、「完璧主義だから」ではなく、単純に「間違うのが怖い」んですよ。亜紗とは理由が違うにしても、そうなってしまう、そう考えてしまう気持ちが凄く分かって、だから、小さな間違いを必要以上に気にしてしまう亜紗に深く共感しました。そして、その間違えた時、「浮かれていた」というのも、私も経験がありましてw どんなにできないと言っても、ある程度上手くいく時は誰だってあります。そうなった時、やっぱり、普段できないものですから、浮かれるんですよ。でも、浮かれて調子に乗ると失敗する。結果、浮かれて調子に乗ることすら怖くなり、浮かれちゃいけないという気持ちを抱いてしまう……。
 本当に、彼女には共感しました。自己嫌悪型のキャラと言っても、その内容はそれぞれで、あまり共感できないタイプの子もいるんですが、亜紗は凄く共感しました。

 だからこそ、亜紗の空を飛んだ時の台詞は感動しました。

 飛ぶことを望み、空に憧れていた彼女が、最後は「飛べなくても良かった」と言っているんですよ。あれは感動しましたし、そういう見方もできるか~と素直に思いました。

 昔、才能のある友達に「努力できるお前が羨ましい」と言われたことがあるんですが、今更になってそれがなんとなく分かった気がします。才能のある人って、大して努力しなくてもある程度の水準までいけてしまうので、さらにそれ以上を目指さない限りは努力をする必要がなく、てきとーにやっててもなんとかなってしまうのですよ。転じて、それって、容易に目標が見つからないってことでもあると思うんです。できるが故に、どこを目指せばいいのか分からず、一生懸命頑張れない、努力したくてもどう努力すればいいのか分からないってことになるのではないかと。
 逆に、できない側の人間は、できないが故に、身近にすぐ目標とするモノが存在するわけで、意識しなくても努力できるし、しなくちゃならないわけですよ。それは辛いことですし、良いことだとも思いません。才能なんか、ある方がいいに決まってます。……ただ、目標をすぐに見つけられて、努力できるってことは、「一生懸命頑張ったからこそ見られる風景」を、才能がある人より見られる可能性が高いというわけで。才能のない人間の特権と言っても良いものではないかな、と。

 たぶん、そういうことを、亜紗√で言っているのだと思います。
 才能がないからと悲観的になるのではなく、才能がないからこそ見られる景色もある。才能がないからこそ、才能がない人たちに勇気を与えられる立場になれる。……そんな、物語だったのではないかな、と。

 亜紗√は全体的には半端だったと思いますし、評価も上がり切らないところがあります。ただ、私個人としては、それを補って余りある内容になっていたと思いますので、むしろ好きです。ある意味、最高の内容でした。
 ちなみに、亜紗自身はそこまで好きでもないかな? 素直に可愛いとは思いますし、好きではあるんですが。あ、でも、小鳥よりは好きです。







風戸依瑠(双子?)√

ストーリー:☆☆☆☆
依瑠が好きか:☆☆☆☆
依瑠は可愛いか:☆☆☆☆
エロシーン:☆☆☆☆
感動:☆☆☆☆
青春:☆☆☆☆☆


 亜紗とそう大して変わらない評価になりましたねw さすが双子。
 依瑠√は亜紗とは正反対の内容になっていました。才能のない亜紗に対して、天音先輩よりは幾分落ちるものの、ほぼ同等レベルの才能を持っている依瑠。まあ、双子という設定を上手く生かしていたかな、と思います。

 依瑠は、とにかく姉思い(尊敬している)という設定を貫いていますが、実際、その通りなんだろーなーと思います。亜紗√でも書きましたが、才能がある人間というのは、(特に依瑠レベルになると)ほとんどのことが大して努力せずともできてしまいます。要は「苦労する」ということが極端に少ないわけです。ですから、そういった「苦労する」ことに直面した時、たぶん、亜紗よりも打たれ弱いと思うのですよ(そもそも、依瑠レベルだとその「苦労する」ということもほとんどないのでしょうけど)。そのため、その「苦労する」状況であっても、正面からそれを受け止めて努力し続けている亜紗を間近で見ていれば、そりゃ尊敬に値するものになるでしょうね。
 
 それから、依瑠自身、口にしていますが才能がある人間は才能がない人間の気持ちは分かりません。分かりやすい例で言えば、さらっとテストで高得点が取れる人は、取れない人の気持ちが理解できない、という感じでしょうか? 「取れるのが当たり前」で、取れない意味が理解できないのですよ。だから、依瑠は、ソアリング部の面々が「空に憧れる」気持ちが分からないとずっと口にしています。依瑠にとっては、そもそも「憧れ」なんてものが存在しないわけですからね。そりゃ分からないでしょうよ。

 で、その依瑠が、唯一、自分から興味(?)を示したのが、碧、と。
 ソアリング部もそうと言えばそうでしょうが、あれは亜紗の影響が強かったはずですから、「依瑠が」となったら碧かな、と。
 依瑠は途中、どうして自分が部活なんかに興味を持っているのか分からないというようなことを口にし、碧はそれに対して、恋を引き合いに出しつつ「好きだから」じゃないかと答えています。

 ぶっちゃけ、何事もそんなもんでしょw

 依瑠はあの年になるまで、そういう対象がなかったら分からなかったみたいですけど、打算だけで生きている人間なんて、たぶんいないと思います。依瑠は最後まで悩み続けていましたが、「好きなものは好き」で、「好きになるのに理由がいるか?」ってことですよ。

 たぶん、依瑠√は、当たり前のことを真面目に描いている√ではないかと「できる」が故に分からない依瑠の気持ちを、上手く描いていたと思います。「当たり前」であることを、才能のある依瑠√で描いたのは正解じゃないかなと。姉や碧に対する気持ちも、部活に対する気持ちも、普通、いちいち「どうして?」とか悩まないと思うのですよ。好きだからやる。それでいいじゃんと。けど、依瑠は悩んだ。依瑠だからこそ、悩んだんだと思います。
 どの√もですけど、ころげてはそれぞれの性格や環境と、√のテーマが凄く合致していて、いいなーと思っています。

 あ、ちなみに、依瑠は普通に可愛かったです。最初のツンツン状態からデレたのは見ていてにやにやしてしまいました。エッチシーンも良かったです。最後のも良かったですけど、依瑠のみのエロシーンも普通に好きでした^^






望月天音√

ストーリー:☆☆☆☆
天音が好きか:☆☆☆☆
天音は可愛いか:☆☆☆
エロシーン:☆☆
感動:☆☆☆☆☆
夢:☆☆☆☆☆



 小鳥√と同じような評価になりました。
 まあ、プレイ済みの方なら、たぶん、気持ちは分かるかと。天音ちゃん√は小鳥√と同じくらいの内容があったと思います。

 天音ちゃん√を一言で表すなら、「夢」だと私は感じました。
 途中で出てきましたが、夢というのは非常に微妙なもので、「呪い」にもなるものだと私は思っています。なにかをしたいという強い思いは、できた時には素晴らしい感動を呼び起こしますが、逆に、できなかった時は、いつまでも胸に引っかかり続けるものではないかな、と。それこそ、天音先輩がずっとガレージに居続けていたように、夢というのは扱いが難しいものだと思います。イスカの「手紙」を読んで、天音先輩が自暴自棄状態になってしまったように、場合によっては、「夢」が良い未来を示してくれないこともあるのではないかと思います。

 ただ、その反面、なるほどなぁと思ったのは、「本当の気持ちは誰かに伝わり、受け継がれる」というモノ。イスカが残したフライトログに小鳥は動かされ、イスカと同じ夢を見るようになっています。それは、特別で、特殊な状況が生み出したものでもありますが、割とそういうことってあると思います。誰かが本気になって打ち込んでいる姿を見たら、心動かされる人は大勢いるはずです。そして、中には「自分も~」と思う人がいるはずです。寮の部屋に日記が隠してあり、ソアリング部が廃部の危機で~と、あれは少し特殊な状況であったので「運命的」なものだったかもしれませんが、実際はそうでもないと思います。誰かが本気になってナニカを思った気持ちというのは、誰かを呼び、拡大していくものではないかな、と。

 とまあ、そんなメッセージ性の高い√だったとは思うのですが。
 私、どうも天音ちゃんのことが好きになり切れませんでした。自分でもよく分からんのですが、小鳥同様、天音ちゃんもどっちつかずの半端なタイプだったからではないかなと思います。天音ちゃんは、年上ではあるのですが、どこか年齢にそぐわない子供っぽさもあり、見ていて「面白い」タイプではあったと思います。ただ、それが「好きか」と言われると私には合いませんでした。この人、見てて飽きないわ~という感想はあっても、その、言ってしまえばちょっとヘンなところのせいで「デレた」感があまり感じられませんでした。まあ、これは単純な好みの問題だと思うのでなんとも言えませんけどもw

 あと、物語そのものについてですが、まあ、普通に良かったのではないかと。小鳥√ほど余すところなく設定を使い、綺麗に終わっていた印象はありませんでしたが、泣かずにはいられないストーリーで、感動させられました。モーニンググローリーを見終わった後、イスカが見に来ているという展開は容易に予想できましたが、予想できてなお、泣かされました。ていうか、イスカさん可愛いw あと、地味にあんちゃんファイト!って感じでしたね。FDでなにかあるのかしら?w

 そして、最後にエロシーンについて。好みの問題で☆2にさせてもらいました。ぶっちゃけ、私、胸がめちゃ大きい人って好きじゃないw あげはくらいなら別に構わないのですが、狙っているかのような巨乳!ってタイプの人はなんか興奮しないんですよねぇ……。

 まあ、天音ちゃん√についてはそんなところでしょうか。





【総評】

 良かったです!!

 ええ、良かったです。イラストが好きで、友人に貸してもらって始めたのですが、まず、小鳥√で心をつかまされました。その後、好きだと思えるあげは√をやり、共感できる双子ちゃんたちをやり、最後に伏線回収も含めた天音ちゃん√をやり。たぶん、この順番で良かったんだと思います。凄く楽しめました。

 私、実は、単純な青春&恋愛もののエロゲってやったことなくて、最初は「どんなもんだろ?」という軽い気持ちでやってました。しかし、まず、共通√で泣きました。初フライトの時で泣き、出来損ないとはいえモーニンググローリーにあと一歩というところまでいったところでも泣き。……共通√で泣かされたのは始めてでしたw しかも、そんな感動的なことがあった後に、大切なガレージ取り壊しですからね。いやー、展開上手いなーと思いましたよ。

 まあ、強いて難点をあげるとすれば、小鳥√と天音ちゃん√のエロシーンですかね……。ひょっとしたら、同じことを思われた方もいるんじゃないかなと思うのですが、クライマックス後のエロシーンは、ある意味「ご褒美」ではあるのですが、クライマックスで泣いた身からすると、ちょっと後日談を付け足してもらえれば、それで気持ちよく終了できるじゃないかと思ってしまうわけで。半端にエロシーンをくっつけられると、(エロシーンってスキップしないできっちり見ると30分はありますから)流れが途切れて「これいるのか?」という空気が凄いするんですよね。小鳥、天音の両√は物語が素晴らしかった分、最後のエロシーンはちょっといらなかったんじゃないかなーと思ってしまったり……。キャラが好きな人にとってはそれこそ「ご褒美」になったのでしょうけれども。


 うん、でも、概ね、「良作」であることに変わりはないんじゃないかなと思います。泣けたし共感したし、エロシーンも結構良かったし、好きだと思えるキャラもいたし。

 あと、各キャラでテーマがきっちり決まっていたのも良かったですね。小鳥、天音は「夢」でしょうし、あげはは「変わるということ」、亜紗と依瑠は「才能」かな? それぞれがちゃんとテーマに基づいた内容になっていたので、感情移入しやすかったし、感動することもできました。テーマに沿いすぎると、作者の意図が見え隠れして、中には「これ、物語っていうか作者が言いたいだけじゃね?」ってなることもあるんですが、ころげてはそんなことなかったかと。物語もしっかりしていましたし、製作者より登場人物の気持ちがずっと前へ出ていた印象でした。

 とまあ、そんな感じですかね。
 ……正直、キャラの順位は付けにくいところがあります。現状、姫城姉妹が一番好きなんですが、FDの内容次第でいくらでも変わりそうなのでw 風戸姉妹も好きだし、佳奈子さん辺りも外せない。小鳥と天音も大好き!って感じではないにしろ、別に嫌いではないですからね。

 はい、ではそろそろ終了したいと思います。
 FDやったらまた改めて感想書くかもです。

 ではでは。

アイマス劇場版全体感想②

 前回の予告通り、今回は

劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』

 を登場人物一人ずつにスポットを当てて見ていきたいと思います。
 簡潔にまとめられるように頑張りたい……。


 では、早速見ていきましょう^^






・天海春香

 アニマス、ムビマス通じての主人公です。
 今回はホント良い役回りでしたね。アニマス同様、揺れて迷って悩んで、それでも仲間に支えられて、プロデューサーの言葉に励まされて(?)、最後まで自分の信じた道を貫くというまさしく「主人公」タイプでした。しかし、

 正直、春香については語ることがない!

 というのが本音です。その理由の一つに、「成長したな~」と思わせるシーンがないことがあります。春香は今回、明確に「成長した」と思わせられるような場面がないんですよね。いえ、成長はしていると思います。アニマスのように「自分がどうしたいのか分からなくなる」ことはなく、自身の「芯」を最初から持っていたように思えます。志保に否定され、「リーダーとして」という枠にはまったせいでぶれましたが、「春香らしい」が最初からあったのは彼女が成長した証だと思います。志保に真っ向から否定されても折れなかったのは、春香の成長を示す場面だったかな、と。
 ただ、そうは言っても、例えば雪歩や千早のように、しっかり「成長」が描かれているかと言われると微妙なわけで……。結果、「春香らしい」という場面が多くあるものの、「春香らしいね」で終わってしまい、語ることがなくなるという事態になっちゃいますw
 まあ、成長がどうとかは置いておいたとしても、春香はムビマスにおいて本当に光っていて、感動させられるシーンが多々ありました。さすがは春香ちゃんです。……個人的に、春香は好きなんですが、「大好き」にはならないタイプで、注視する対象にはならないんですよね。もっとちゃんと見ればなにか違った印象があるのかも……?




・星井美希

 私が一番好きなキャラです。
 美希は見応えのあるシーンが多かったです。美希は春香のことを完全にライバルと認めているため、いろんなところで「ライバルとして」の行動が目立ちました。
 最初に春香がリーダーに決まった時の笑顔は意味深な感じでしたし、志保と春香の言い合いの時は口を挟みはしなかったものの、春香を心配そうな表情で見つめたり、かと思えばトイレシーンで「春香じゃないから分からない」と突き放したような態度を取ってみたり。アリーナで春香に名前を呼ばれた時の表情も印象的でしたね。アニマス時はとにかく自分とプロデューサーのことしか見えていないという印象だったので、春香に強い関心を示し続けていたムビマスは、新鮮な気持ちで見ることができました。また、志保へ気遣いを見せる場面もあり、他人を気にするようになったこと(気遣えるようになったこと)は美希の大きな成長を示していると言って良いでしょう。
 そして、それだけでなく(美希はビジュアルが強いというのはあるでしょうけど)、要所要所で輝いていましたね。M@STERPIECEの時のおにぎり波はもちろんのこと、お馴染みの「あふぅ」や、グリマス勢登場時の「面白くなりそうなの」のウインク、それからトイレシーンでハンカチ加えてたのも、個人的には最高!でした。一緒にムビマスを見ていた友人たちも、「美希はいいとこ持ってくよな」と話していました^^

とりあえず、美希、可愛かったです!!




・如月千早

 ある意味、最も成長が見られたのはこの人だと私は思います。
 千早はムビマスで出番が少なかった印象があります。春香の相談相手になったり、写真を撮ったりしていた記憶はあるのですが、それ以外ではそもそも喋るシーンが少なく、目立った活躍はしていません。ただ、千早はアニマスから続けて見ると、「成長」が顕著に見られたキャラだと思います。
 まず、合宿時の「歌うことしか考えてなかったから」の台詞は、アニマス初期の千早からは考えられないものです。とにかく「歌うこと」が自分の存在意義だと言い切っていましたから、「他のこと」にも意識が向けられるようになったのは、成長以外のなにものでもないでしょう。また、春香のことを気にかけ、アドバイスしているシーンがありましたが、あれも成長の一つではないかな、と。アニマスの千早は、最初は下手すると美希と同じかそれ以上に自分勝手な発言を繰り返し、それ以降も、自分勝手ではないにしろ、「自分のことに精一杯」な感じで、誰かに気を遣うような余裕はなかったように思います。本当に最後の春香回あたりでは春香を気遣っていましたが、それ以外は……という感じでした。それが、ムビマスでは大きく変わり、常に春香を気遣っています。自身も前へ進もうと「母親をライブに招待しよう」としているのにも関わらず、誰かを気にする余裕ができています。これは、大きな成長ではないかな、と。
 千早はアニマス、ムビマス通じて、本当に成長したと思います。




・萩原雪歩

 ムビマスは雪歩が語るシーンは基本泣けました
 千早と並んで、「成長」が大きく見られたキャラの一人です。
 ムビマスの雪歩は真面目にカッコよかった。というか、本当に成長したな~と思わされました。最初、男嫌いから、どこかもよく分からない村の、小さなステージに立つことさえできなかった雪歩が、先輩としてアリーナライブを引っ張っているんですよ。ダンサーチームのできない組の子たちにとって、どれだけ彼女の言葉が響いたことか……。
 雪歩は今回、とにかく「できない側」の子たちを励まし続けていましたね。自分もそうだったから、ということと、仲間がいてくれたから、ということをずっと口にしています。春香とは異なる方面からですが、雪歩も「みんなで」を大切にする人間の1人です。自分ができなかった時に、誰かが傍で支えてくれる、励ましてくれることの嬉しさ、心強さを知っているからこそ、雪歩はその役を自分が引き受けようとお泊り会では「もっと頼って欲しい」と口にしています。何度見ても、雪歩の合宿とお泊り会の語りシーンは泣けました。
 あと、当たり前と言えば当たり前ですが、雪歩は真とお姫ちんと一緒にいることが多かったですね。チーム分けというか、誰と一緒にいる、というところも考えられていて、アイマス制作スタッフの皆さん、分かってるな~という感じでした。




・四条貴音

 とりあえず可愛かったです!
 お姫ちんは、ムビマスだとあまり活躍したシーンがなかったように見えますが、個人的には新しい発見(?)があって良かったです。
 私個人の意見になりますが、アニマスでのお姫ちんの印象は「謎」の一言で、可愛いとかカッコイイとか凄いとか、そういう感想が出てくる以前に「謎」だったのですよ。要は、「立ち位置が分からない」、というのと、「結局なんなのこの人?」という疑問が解消できず、良いとも悪いとも言えませんでした。
 ただ、アニマス、ムビマスともに何度も見直すにつれて、「可愛い」キャラとして私の中では定着していきました。その一つの理由として、「ダンス時が可愛い」というのがあります。マスピの時が一番顕著なんですが、お姫ちんは普段、無表情or暗めの表情or食事中のネタっぽい笑顔が主流で、所謂「普通の女の子っぽい笑顔」があまりないんですよ。まあ、別にだから嫌いとかってわけではないのですが、ただ、「うーん?」とはなっていました。しかし、そうであるからこそ、ダンス中の笑顔が凄く可愛く見える。私にとっては、良い発見でした。
 お姫ちん、一気に印象変わりました。可愛かったです^^




・菊地真

 目立たないけど成長しましたね。
 真はアニマス、ムビマス通じて、「切り込み隊長」的な役割にいて、なにかあった時、真っ先に声をあげる役になってます。真らしいと言えば真らし役回りですね。
 で、その真なんですが、アニマスでの真は、その「切り込み隊長」的な役は「自分がこうしたい!」という意思からの行動になっていたと思うのですよ。真回はもちろん、運動会の時も、伊織の意見を聞かずに突っ走ったり、どちらかというと、「自分が」どうしたいのかを優先させていたように見えました。
 ところが、ムビマスでは面白いことに逆(?)になっているんですよね。伊織との口喧嘩では「ダンサーの体力も~」と、他のメンバーへの配慮をちゃんと見せています。運動会では自分について来れない伊織を強引に引っ張ろうとしていたのに、ムビマスではその逆になっているわけです。これは、成長、と言って良いことだと思います。……それだけでなく、最初の映画撮影時には楽しそうに「男役」をこなす姿も描かれていますし、あまり目立ってはいませんが、真も成長したキャラの1人かと。



・水瀬伊織

 ムビマスのMVPと言っても良いと思いますw
 伊織はムビマスで株が上がりました。中の人がどうとか、あまりにも分かりやすいツンデレキャラだとか、まあ、そういうこともなきにしもあらずだったのですが、私は正直、伊織はそこまで好きなキャラではありませんでしたしかし、ムビマスではその「強気」だけど「本当は……」というキャラが凄く良い形で表れていて、「こういう風に描かれると強いな」と思わされました。
 伊織は今回、「強気」な面としては、誰もが口を挟みにくかったであろう志保と春香の言い合いに割って入り、かつ、どちらにも言うことは言うという仕切り役になっていました。あれは伊織でなければできない役だったと思います。
 逆に、「本当は……」という面では、プロデューサーのハリウッド行きを聞かされた後の「寂しいに決まってるじゃない!」ですね。普段、強気で意地っ張りという印象がある伊織が言うからこそ、あの台詞は意味を持ちます。あの台詞も、他の誰よりも伊織に似合った、良い台詞、場面だったと思います。
 ぶっちゃけ、ムビマスは伊織がいたからこそ成り立っていた部分が多くあり、ある意味、春香以上の存在感を放っていたかと。ムビマスのおかげで伊織に対する考え方がかなり変わりました^^



・三浦あずさ

 いつも通り、としかw
 あずささんは、正直、ぶれない人、という印象しかありません……。「あら~」と方向音痴が際立つみんなの「お姉さん」という感じ。ぶっちゃけ、765勢で一番ぶれない、というか動きがない人じゃないかな、と。
 ただ、強いて言えばですが、ムビマスでは「お姉さん度」が上がっていたように思います。アニマスでも皆のお姉さん、という立ち位置ではありましたが、周囲に迷惑をかけていることも多々あり、「頼れるお姉さん」ではなく、「世話の焼けるお姉さん」じゃなかったかな、と。しかし、ムビマスでは(方向音痴で迷惑をかけたりはしていますが)、影で皆を支えているという意味で「頼れるお姉さん」だった気がします。取り立ててなにかをした、というわけではありませんが、志保と春香の言い合いのラストを「お姉さん役」として雰囲気を変えようとしていますし、アリーナでは「誰だって答えをだすのは~」と年長者だからこそ深みが出そうな台詞を口にしています。大きく変わったわけではありませんが、あずささんは、ムビマスでは見事に「お姉さん」をこなしていたのかな、と。
 あと、どうでもいいですが、あずささんがムビマス内で頬に手を当てている回数を数えたところ、15回でした。……案外数が多かったので、見落としが絶対ありそうですがw



・双海亜美・真美

 あみまみも通常運転でしたねぇ……。
 あみまみも、正直、語ることはありません。この2人は案外、最初から「できる側」にいるため、成長云々はそこまでありませんし、ムードメーカー的な立ち位置のため、必要以上に悩んだりもしていません。というか、この2人が悩み始めたらアニメとしては「どうなん?」と思ってしまうw
 まあ、でも、ちょっと「へぇ?」と思ったのは、合宿時にあみまみが遅れてくることを「静かだね~」と他のメンバーが話していたこと。やっぱりこの2人は賑やかし役として、765プロに必要な存在で、決していてもいなくても良いわけじゃないってこと。2人は思っていること、やりたいことをそのまますぐ表に出しますので、他のメンバーにとって、見ていて飽きないでしょうし、楽しいと思います。……私も、この2人は好きです。生っすかのあみまみちゃんは笑わせてもらってます^^
 あみまみは、通常運転だからこそ、いる意味があると思いますし、それでこそあみまみだと思います。




・高槻やよい

 「うっうー!ζ’ヮ’)ζ」は二回でしたねぇ。
 やよいは、正直、雪歩とあみまみに全部持っていかれた感が否めない……。
 やよいは、「できない側だった」ことと「元気一杯」が持ち味ですが、今回、前者は雪歩に、後者はあみまみに持っていかれた感がありました。雪歩の語りは本当に良かったと思いますし、あみまみの平常運転の盛り上げ方もさすがの一言でした。となると、やよいが……となるんですよねぇ。アニメみたいに、1人1人にスポット当たるわけじゃないですし、「みんな一緒に行動する」となると、どうしても影が薄くなってしまうのがやよいです……。
とはいえ、やよいは雪歩ほどではありませんが、合宿のミーティング時に、真っ先に自信をもって発言したり、皆に遅れを取ることなく練習できていたりと、大きく成長したキャラの1人ではあると思います。あみまみと一緒になって「ウェーブ!」ってはしゃいでたのはやよいらしいな~と思いましたし、単に、活躍できる場面がなかったために影が薄かったように感じてしまうだけかと。やよいPの方々にとっては、「もうちょっと見せ場をっ!」というところだと思いますが、まあ、それはしょうがないとしかw
 ハイターッチ!ができれば一回くらいあると良かったかなーと思いました(ぇ




・我那覇響

 なにか言うことあります?w
 個人的に、やよい以上に見せ場がなかった気がするのは響です。ダンサーにダンスを教えていたり、合宿開始時の私服が可愛かったり、眠り姫で動物沢山召喚(?)していたのは記憶にあるんですが、それ以外でなにかしたかと言われると……。
 正直、アニマス見てた時から思っていたんですが、響は全員と仲が良い反面、誰か特定の人と特別に仲が良いというのがないため(強いて言えばお姫ちん?)、スポットが当たりにくいんですよね。響回も、響と動物たちとの絡みで終わってましたし、オールマイティーになんでもこなせる反面、765勢の中で一番絡ませやすくもあり、絡ませにくい立場なのかな、とも思います。結果、ムビマスで一番、響で印象に残ってるのは、ラムネ色の時の「とったげろー!」という……。
 あ、合宿の夕食時にもぐもぐしてたのは可愛かったです。




・秋月律子

 りっちゃんは今回、見せ場多かったですね。
 プロデューサーが皆を見守る立場になっている関係上、りっちゃんが皆をまとめる係になっていました。影でプロデューサーに檄を飛ばしたり、なかなか良い役回りだったんじゃないかな、と。
 まあ、ムビマスでりっちゃんと言えば、やっぱりごまえですかねぇ。プロデューサーの言葉を受けて、一緒に参加することになりますが、りっちゃんも「プロデューサーに徹する」と言いつつ、アイドルへの気持ちを捨てきれずにいたんでしょう。後のシーンで「嬉しかった」とも言っていますし、りっちゃんはりっちゃんなりに、いろんな葛藤があったムビマスだったはずです。
 それから、最後にあずささんに花飾りを付けてもらうところは泣けました。プロデューサーになるとか、そういうのは関係なしに、りっちゃんもやっぱりアイドルなんじゃないかな、と。765プロの一員であることに変わりなく、りっちゃんに花飾りを付けるあずささんと、それから笑顔でそれを見守る他のメンバーも最高でした。



・音無小鳥

 この人は……うん。
 このお方も通常運転組の1人かと。途中、Pに「わたしだって~」可愛い一面も見せていますが、小鳥さんはもともと、ちょいちょい可愛いとこありましたし、元気に妄想を膨らませるシーンがあったのも「いつも通り」だなーと。
 一つ言うなら、小鳥さんが必要以上に登場しなかったところは注目点かと。小鳥さんはなんだかんだ言って765プロを影で支えてくれている重要な方です。その小鳥さんが、必要以上に登場しないということは、たぶん、それだけ皆が成長した、ということだと思います。仕事が少なくなる、なんてことはないでしょうけど、小鳥さんが「すみません」とか「ええ~!」とか言ったりする場面がなくなっていることには、意味があると思います。
 影で支えてくれる人には感謝しないとですよね从* ^ヮ^从




・佐竹美奈子

 一番、グリマス勢で出番少なかった印象ですね。
 この子は奈緒に出番を取られていた感がしました。
 言っちゃ悪いのですが、強烈な特徴がないんですよ。奈緒のように方言使うわけでもなく、志保のようにちゃんとした意見を持っているわけでもなく。それでいて、できる側にいますから、「誰だっけ?」となる筆頭じゃないかな、と。……ファンに怒られそうですがw
 ただ、奈緒同様、「全力でやりたい!」っていう強い意志があったのはこの子の「芯」じゃないかな、と。志保のように春香を否定しているわけではなかったので、たぶん、「プロとしてステージに上がるからには」という意識が強かったのでしょう。「できる側」にいた中で、最も存在感がなかった彼女ですが、逆に言えば、「空気が読める」子、とも取れます。
 きっと、違うストーリーなら輝けたんじゃないかなーとかw




・横山奈緒

 関西弁?可愛かったですねw
 可奈の親友、みたいなポジションなのかな?グリマス勢では常に可奈のことを気にしていた人でした。登場時から一緒でしたし、可奈が来なくなっても、「可奈のことを仲間外れにするわけじゃ~」と気遣ったりしていました。ただ、その反面、ステージに立つからには全力でやりたいという気持ちも強いようで、可奈のことを気遣いつつも、自分の気持ちを優先していましたね。アリーナのシーンで「周りが見えてなかった」と言っていますが、個人的には難しいところだと思います。実際、奈緒の言っていることに間違いはなかったと思いますし、志保と違って奈緒は可奈のことをちゃんと気にしてましたからねw むしろ、奈緒は周り見えてた感があるような気もするのですが……。
 ま、とりあえず関西弁キャラは強い!(ぇ




・箱崎星梨花

 たぶん、素は明るいキャラじゃないかな、と。
 星梨花はグリマスのできない組の中で一番、目立ってなかった印象です。杏奈のように、明らかに表情も普段から暗い感じで、ぱっと見でもダンスとか苦手そうなタイプ、というわけじゃなかったですしね。
 ただ、前回も書きましたが、私が注目したいのは「到着しました!」の時の笑顔。星梨花はダンスや歌は突出していないけど、765勢で例えるならやよいのようなタイプなのかなーと思いました(注:あくまでムビマスの感想です)。だから、もっと目立てるような場所に行けば、目立つタイプかな、と。歌とかダンスとかがメインでない場所なら、素のままでも通用するタイプかも……なんて思ったりしました。星梨花はほとんど見せ場がないまま終わってしまったので、「うーん?」という評価にならざるを得ませんが、まあ、あれだけ人数いればしょうがないですねw
 星梨花も普通に可愛かったです^^




・望月杏奈

 正直、なんとも言えない……。
 たぶん雪歩的な立ち位置になるのだろうけれど、できない組は可奈が全部持って行ってる感があるので……。でも、この子はたぶん、雪歩を一番、「先輩」として見ることができたんじゃないかなーと思います。杏奈は終始おどおどしていて、はっきりと意見を口にすることができないタイプに見えました。それは、完全にアニマス当初の雪歩と被りますよね。穴掘って埋まってますー!はありませんが、伏し目がちで、なにをするにしても自信なさげに~というところは一致しています。杏奈にとっては、一番頼れる先輩は雪歩だったんじゃないかな、と。そして逆に、雪歩の方も、誰よりこの子のことは放っておけなかったのではないかなと思います。昔の自分を見てるような気持ちになったかもですねw
 雪歩のように成長した姿をいつか見せてくれると期待!



・七尾百合子

 グリマス勢の中では一番好きかな?
 この子は面白い立ち位置にいたかなーと思います。可奈と志保にスポットが当たっていたので、しょうがないのですが、この子の細かなの仕草、視線は見ていて面白かった(?)です。
 百合子はたぶん、「ステージに立つからには全力で」という気持ちと「できない組を思って」の間でずっと揺れていたのかなと思います。弱音を吐く杏奈、星梨花のことを庇うような視線を志保に向けたり、春香に「このままでやりたい人」と聞かれた時、できない組を気遣った後に手を上げたり、割とはっきりモノを言っていたグリマス勢の中で唯一、「揺れていたキャラ」だと私は思いました。スポットがあまり当たらなかったのが残念なところですが、この子はちゃんと考察するといろいろ見えてきそうですね^^ 個人的には春香とこの子は結構似てるとこあるかも?とか思ったりします。
 グリマスの中では一番好きでした(二回目)。




・北沢志保

 ある意味、グリマス勢では一番純粋なキャラかな、と。
 志保は、ムビマスでは春香に「酷いことを言う」役回りになっていますが、765勢も言っているように、「言い過ぎ」なだけで間違っているわけではないと思います。むしろ、グリマス勢の中では一番、純粋に「プロ」を意識したキャラではないかなと。春香の言う「みんなで」が間違っているわけではありません。ですが、可奈が「自分勝手」な行動をした時、例えば、社会でそれが通用するかとなったら、普通、通用しないでしょう。とんな分野であろうと、「プロ」なら、可奈の行動を許せるはずがありません。志保は「プロとしてステージに立つからには全力でやりたい」という強い思いを最初から持っていたはずです。だからこその、あの立場になったはずです。私は、グリマス勢の中では、おそらく、可奈と同じか、それ以上に「アイドル」への思いが強いのは志保だと思います
 ちなみに、志保が一番可愛い(美人?)に見える角度(シーン?)は、アリーナを出て、春香に謝るために頭を下げ、上げ切らないトコ、かなと。細かいですがw




・矢吹可奈

 正直、語ることはありませんw
 可奈は志保と並んでグリマス勢でスポットを浴びたキャラですが、可奈は言動全てが直球で、特になにかを察したり読み取ったり、ということをする必要がないキャラではないかなーと思います。可奈は憧れの「春香ちゃん」と同じステージに立つために頑張ろうとするものの~という物凄く分かりやすいストーリーが付けられ、悩んでいることやどうしたいのか、ということ全てが描かれているように思えます。
 個人的には、可奈は好きでもなく嫌いでもないタイプです。できない側にいる子で、いろんな壁にぶつかりながらも最後は~というのは完全に主人公タイプで、基本、主人公を好きになれない私は、完全に「好き」とは言えないなーとw あ、もちろん、嫌いではありません。というか、アイマスの中で嫌いな子はいません^^
 可奈に関してはそんな感じでw




・プロデューサー

 イケメンでした(`・ω・´)
 もう相変わらずとしかw アニマスから、プロデューサーはイケメンだと思います。バトルものとかに出てくる「カッコイイ」と思えるイケメンとは種類の違うイケメンですね。プロデューサーは、とにかく「素」なところが良いかな、と。
 はっきり言って、アニマスから通じて、この人、あまり目立った活躍はしていないんですよね。美希、春香、千早回あたりでちょっと頑張ってましたけど、やよい回、響回、お姫ちん回では登場しているにも関わらず、ほとんど何もしていないという微妙な立ち位置でした。そもそも出てない時もありますしねw ただ、それってある意味、凄く自然なことで、むしろ、そうしたストーリー、演出で「支える」立場を上手く出しているのではないかな、と思います。プロデューサーは「大したことはできない」けど、「みんなと一緒に頑張ろう」という姿勢を貫いています。そして、その結果として、プロデューサーはごく自然に、皆に頼られる存在になっているのではないかと。ムビマスでは、春香の原動力となる言葉を口にしていますが、あれにしたって、狙って言った感は全くなく、「どうなってるのかな~?」と、プロデューサーらしい、情けなさ(?)が出ていた言い方でした。
 だからこそ、イケメンなのかな、と。いえ、リアルなイケメン、でしょうか。たぶん、ああいう人がモテるんじゃないかなと思います。……「俺は幸せ者ですね」とちゃんと自分の立場を理解しているのも、さすがの一言でした。私、必要以上に鈍感なキャラって好きじゃないので、自分がどれだけ皆に思われてるのか、ちゃんと感じ取れるプロデューサーは見ていて気持ち良かったです。
 たぶん、アニマスでPへの批判があまり出なかったのは、Pが皆の気持ちを代弁する良い人だったからではないかなと思います^^



……よしざわさんと社長はスルー!(ぇ
あのお二方は書いてると地味に長くなりそうなんでw




【総評】


 ムビマスを見て、私が感じたことを一文字で表現すると、



 です。
 ぶっちゃけ、これ以外に表現のしようがありません。アイマスは他のどの作品と比べても、製作者、ファンの愛が半端ではないと感じました。
 本編はもちろん最高の一言だったのですが、そこからなにが感じ取れるかと言ったら「愛」です。細かなところに散りばめられた、面白要素がその一つです。見る度に「あれ?この背景に映ってるのって!?」と新しい発見があり、見る度に「あ、この子のこれってここと繋がってる!?」と気付かされることがあり、とにかく何度見ても飽きない、何度も見直さないと気付けないところがいくつもあります。これは、他の作品にはあまり見られないことで、どれだけ製作スタッフの皆さんがファンを楽しませようとしているのかを考えると、それだけで「凄いな~」と思わされます。

 また、その製作者さんたちがそこまでファンに楽しんでもらおうとするのにも理由があるでしょう。スペシャルサンクスに「アイドルマスタープロデューサーの皆様」の一文があったように、アイドルマスターという作品は、かなり長い期間を経てようやく、劇場版まで辿り着いています。他の作品のように、バン!と出てそれがとてつもない人気になり、流れるように劇場版までいった、という作品では決してありません。アニメ化されるまでがそもそも長かったですし、アニメ化されてからも(放映は2011年かな?)、数年かかってようやく劇場版になっています。これだけ長期間、愛され続ける作品、というのはなかなかありません。そして愛し続けたPの皆様は、どんな思いで今回の劇場版を見たのかこれも考えるだけで胸が熱くなってきます。アイドルマスターは製作者さんたちだけではなく、愛し続けたファンと一緒に成長した作品だと私は思います。
 劇場版、そして、昨日、今日とSSAで盛り上がっているアイマスですが、それがどれだけの人に支えられてきたものなのか。それを考えながら劇場版を見ると、ライブシーンはホント泣けます。

 本編を楽しむだけでなく、そんなところにも目を向けてみると、より感動できるのではないかなと思います。


 そして、本編の方もちゃんと触れておきましょう。
 さっきも書きましたが、本編の全体感想は「最高!」の一言です。
 
 まあ、正直なところ、話の筋はありきたりな感じもあって、最初見た時はめっちゃ泣けたんですけど、「うーん?」と、どうして泣けたのか、疑問に思う面もありました。

 ただ、アイマスの良いところ、凄いところは、なによりも「全員が人間らしく」かつ「それでもまとまっている」ところじゃないかな、と。リアルでも皆さんあると思いますが、人が大人数でまとまるというのはかなり難しいことで、アイマスでも実際、幾度となく割れています。理由は違うにしても、自分の考えと合わない、価値観が違う、ということがあるでしょう。ただ、だからこそ、それを乗り越えて、まとまってなにかをできた時の楽しさ、素晴らしさは群を抜きます。……アイマスは、例えば可奈が潰れて自分勝手な行動に出たり、例えば千早が歌えなくなった時、春香すら寄せ付けようとしなかったり、例えば雪歩や星梨花、杏奈のように頑張ろうとしても上手くできないことが続いたり、言ってしまえば「悪い」部分もきっちり描いています。また、それを助けようとする側や、批判する側も、それぞれでいろんなことを思い、感じていることも描かれています。ですから、彼女らは徹底して「人間」として描かれているのですよ。要は、その結果、リアルで誰だって経験がある「他人とのいざこざ」、「考えの食い違い」を理解、共感することができ、また、それを乗り越えた時の凄さ、素晴らしさを直に感じ取ることができるのではないかな、と。
 ま、そんな理屈をこねまわすまでもなく、私的にはホント「最高!」という評価で良いんじゃないかなと思いますけどねw


 それと、本筋とは全く関係ありませんが、一つ、言っておきたいのは、アイマス、そしてラブライブもそうですが、これらは空想上のモノ、キャラとして描かれています。しかし、実際のところ、多くのファンの心をつかみ、動かし、愛されているわけです。つまり、

アイマス、ラブライブに登場するキャラたちは、リアルのアイドルとなんら遜色ない、本当の「アイドル」ではないかなと思います。

空想上のキャラとか、もうそんなの関係ないでしょってことです。みんな、立派なアイドルなんじゃないかな、と。……あ、決して、二次元と三次元がごっちゃになってるとか、そういうわけじゃありません。そこは取り違えないようにw




えー、では、長くなりましたが、一応、こんな感じで劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の全体感想を終了したいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次の更新は一体いつになるのやらw

アイマス劇場版全体感想①

えー、先日、ムビマス6回目を視聴してまいりました。今回は単純な全体の「感想」を書きたいと思います。私のアイマスに関する知識は前回も書いた通り、アニマス、ぷちます、ムビマス、動画サイトでの知識しかなく、ゲームでの知識はほぼありませんし、CD、BD等は購入しておりませんので、その点はご了承ください。

では、早速、
劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』
の全体感想を書いていきたいと思います。





どう書こうかかなり悩みましたが、とりあえず、ストーリーを追っていきたいと思います。

というわけで、まず、ムビマスの初っ端はこれですよ。



①眠り姫



はい。これ、最初見た時、「無駄映画予告キターーーー!」ってなりました。皆さんも知っているかとは思いますが、アニマス15話、26話で同じような映画予告があるので、「え?なんのアニメ?」とか思うことはなく、むしろ初っ端に面白いものをぶち込んでくれたので凄くテンションが上がりました。


 さてさて、この眠り姫なんですが。超能力?を使用した完全な戦闘モノで、戦闘シーンのクオリティも高かったですねぇ(*´ω`*) 戦闘シーン前の雪歩から真への「好き」という告白や、千早とあずささんの絡み等も見どころがありますが、私はやはり戦闘シーンに重きを置きたいです。

 ドガンという爆発音と共に流れる曲はFate of the World。戦闘シーンはそれぞれの個性が凄く出されていて、まさにアイマスの「集大成」と言える、ド迫力のシーンの連続でした。
 穴掘り雪歩の地面を陥没させる攻撃に、天才設定がいかんなく発揮する美希、方向音痴設定からか、瞬間移動魔法を得意とするあずささんに、いかにも戦闘向きっぽい真の剣、動物を召喚する響に、謎要素の強いお姫ちんはまさかのりっちゃんから変身し、美希のライバルで定着している春香はそのままその役柄になり、美希に負けないポテンシャルを持つ千早は美希を脅かす存在と描かれています。
 また、元気一杯設定から怪力無双になったやよいと、ツンツンしてる伊織は雷?魔法。この2人は眠り姫本筋とどこまで関係するのか微妙なところですが、仲良しな2人が戦うという戦闘モノでは燃える展開を出してくれています。……ただ、あみまみは一体なんなんですかねぇ? あと、お姫ちんの立ち位置もよく分からないw 赤い目になるのがアイドル?の一つの共通点だとすると、やよいがりっちゃんに薬で体をいじられてる?っぽいとこがありますから、お姫ちんがなんか企んでてーってのは考えられますが、正直、はっきりとした立ち位置が不明((´ ◎౪◟◎┓`))
 
 ちなみに、千早が最初に美希の攻撃を防いだシーンですが、美希はリアルおにぎり波でしたし、千早は「二枚の壁」を出していましたね。もう、この辺はさすが!と言う他ないでしょうw

 Fate of the Worldも良いんですが、やはり曲で気になると言えば、眠り姫です。

 ご存じの通り、眠り姫はアニマス21話で流れました多くの名シーンがあるアニマスの中でも、強く印象に残るシーンで歌われた曲です。約束回で再び歌が歌えるようになった千早が、完全復活を証明する度に使われた曲で、アニマスで涙した方も多いのではないでしょうか?

 そんな素晴らしい曲が、あの超盛り上がってる戦闘シーンで使われてるんですよ!
 毎回のように、眠り姫が流れ始めると涙腺が緩みます。春香が千早を信じ、千早もそれに応えるという、春香と千早の関係を上手く描いた「眠り姫」屈指の良シーンです。……きっと、演じている765プロのメンバーも、そんな思い出の詰まった曲を使ってのクライマックスシーンですから、なにか感じるものがあると思います。


 そんなこんなでいきなり大盛り上がりで始まるムビマスですが、終わったと思ったら、またさらに「キターーーー!」ってなるんですよねぇ。だって、


あの「生っすか」が帰ってきてるんですよ!!


 生っすかはアニマスで15話で1話かけて紹介された、765プロ面々が勢ぞろいする番組です。これも皆さんご存知かとは思いますが、生っすかは(視聴率が良すぎて他から日曜日を丸ごと抑えるのはやめてくれと言われて)アニマス23話で打ち切られた番組です。24話で後番組の話もありましたが、美希がメインMCを断ったという話があるだけで、生っすかそのものが復活するとは言われてませんでした。生っすかは「みんなで」を大切にする春香にとって、凄く意味のある番組です。
 それが、名前を変えて、再び帰ってきてるんです。春香のことを思うと、感慨深いものがありますよね。千早と美希と一緒にMCをしている春香は終始笑顔で、「帰ってきました!」と弾んだ声でタイトルコールをします。春香にとっては、生っすかという番組が「みんなで」という形を保ったまま帰ってきたというのは、物凄い意味があるはずで、見ていて私も嬉しくなりました。




②キャラ紹介



流れ出す曲は
 THE IDOLM@STER


 ここから本編、という形ですが、各キャラクターの紹介から始まります。
 個人的にですが、眠り姫、生っすかからの流れもあって、私は3、4回目辺りは曲が流れ始めた辺りでもう泣いてしまいました。この流れは反則です!

 で、最初はハリウッド行きが決まったという美希の紹介。2週目の来場者特典であった第0話で、本当に言葉通り、「よく分からないけどいいよ」と答えています。実に美希らしい決定の仕方で、笑ってしまいました。

 で、次は誰でしたっけ?(登場順忘れたw) 竜宮小町の始球式でしたっけ?あずささん、あみ、伊織、りっちゃんの登場です。……私、野球は結構好きで、始球式をチェックしたりもするんですが、普段、「始球式でアイドルとかよく分からん有名人とかが出てくるのどうなん?と思っています。が、これ見て考えが変わりました!(ぇ アイドルどんどん来いやー!!

 そしてお次は真まことの王子様、か? いや、もうカッコイイの一言ですね。どうもどうやら来場者特典第0話によると、あれは単独映画出演ということで、しかも、真はボクだからこそできる役だと思う」と言い切っています。この一幕だけで成長したのが分かりますね。

 んで、次は響?か? いぬ美とハム蔵と「一緒に」仕事をしているというのは響らしいなーと思いました。アニマスでは仕事が忙しいことで「家族」たちとケンカしてしまう場面もありましたが、それ以降は仲良くやっているようでなによりです。響は動物たちに好かれているように、誰からも好かれるのが一番のセールスポイントかと。

 そして次は……お姫ちん&雪歩 雪歩が剣を振るうポスターがありますし、これも第0話で描写がありました。あのおどおどしていた雪歩がきっちり主演をしている、というのは凄いな~、と。それを見守るお姫ちんも良い立ち位置です。雪歩を守る、というと真のイメージがありますが、お姫ちんも雪歩を隣で支えています。謎の多いお姫ちんですが、雪歩に対してだけは遠慮なく、自分の言葉を素直にぶつけている気がします。個人的には、この組み合わせは好きですね。

 お次はえーっと、誰だ?w やよまみか千早だと思うが……。やよまみは相変わらずというか、あの二人らしい雰囲気が存分に出ていましたね。やよいもまみも元気一杯というキャラですので、躍動感ある撮影で、らしさがよく出ていたかと。あと、撮影現場にプロデューサーがいないのにバッチリきめていたのは彼女らの成長を表しています。アニマス2話で伊織も含めてですが、あみまみ&やよいは無茶苦茶やってますからねw

 千早の方も、相変わらずの残念な服装ですが、ある意味、千早らしさが出ていたかと。海外レコーディングの話でしたが、千早は歌を届けることを第一目標とし、必要以上に「海外」を気にしていないように見えました。千早は千早らしく、前へ進んでいるんだな、と。

 最後に……最後だよね?誰か忘れてないよね?……春香さんです。アイドルアワードという全アイドル対象の、「とにかく凄い賞(第0話参照)」の授賞式です。第0話で自分だけでもらうのではなく、765プロでもらおうと言う春香さんですが、美希に春香は765プロの一員でもあるけど、天海春香なんだよ」と諭されて、個人での受賞を受け入れます。あくまで「みんなで」を大切にする春香ですが、春香のアイドルとしての実力も日々向上しているということでしょう。春香の成長を示す、素晴らしいシーンではないかなと。

 んでもって、全員集合して、最後にプロデューサーも登場、と。どうでもいいんですが、あの全員集合でカカカカカってみんなの顔が出てくるとこ、お姫ちんが可愛い!です(私は美希派ですので、美希が不動の一位ですが)。




 さてさて、そんなこんなで本編開始、と。


③アリーナライブ決定



 全員集合して、なにをやるのかと思えば、プロデューサーからアリーナライブが決定したことを知らされ、皆して

「アリーナァ!?」

と驚きます。わいわいする面々をりっちゃんが一喝。説明を受けた後、プロデューサーから「今回は新しいことを二つ取り入れたい」と提案されます。

 一つはバックダンサーをライブで入れること。喜ぶ面々が多いなか、雪歩辺りは最初から不安そうでしたね。「先輩」になる、というのは彼女らにとっては初めてのことですから、当然と言えば当然でしょうけれども。
 
 そんでもって二つ目は「リーダー」を立てること。これまで、765プロはなにをする時でも誰か1人をリーダーにしてまとまろうということはありませんでしたから、「うーん?」と微妙な反応でしたね。ただ、「リーダーは春香」と言われた時は、満場一致で可決。春香自身は「ええ?」と驚いていますが、皆の視線は「春香なら納得」という感じです。美希だけは笑顔でいつつもどこか、複雑そうな感じでしたが、春香を「ライバル」と認めているのですから、当たり前と言えば当たり前です。後々、美希は「ライバル」としての対応が目立ちましたね。




④いざ合宿へ。練習開始!



 んでもって、アリーナライブに向けての合宿へ出発!

 飛行場のとこで美希が劇場版では一度しかない「あふぅ」を言っていたのは見逃してはいけません。美希の欠伸は全て名シーンになりますから!(ぇ


 んでもって、合宿所に到着。
 それぞれの私服姿が良いですね。響の私服は可愛いな~と思いましたよ。車の中で着いたというのに寝ている美希はもうお約束感w そして合宿所のおじさん&おばちゃんに挨拶。美希の「なの~」は可愛かったですね^^ あと、ここのBGMは確かマスターピースだったはず。最後を知っていると、もうマスターピースが流れただけで涙出てくるので3回目辺りからは特になにかがあるわけじゃないのにここで泣きそうになるという不具合が発生しましたw
 で、その挨拶中に、グリマス勢二名が登場と。奈緒と可奈かな? 地味にここ、私は好きですね。可奈の不安と期待の入り混じった表情は印象的でした。


 765勢はその後、部屋へ。
 ここは一つのポイントですね。「旅行みたい」という台詞が入っているように、アニマス時の慰安旅行を彷彿させる内容になってます。それぞれの仕事で噛み合わず、春香が潰れかけてしまったアニマスラストを考えると、やっぱり「この旅行を組んだプロデューサーと律子は凄い」んですよ。お姫ちん、あみまみ、あずささんはこの時点ではいませんが、春香にとっては嬉しい以外のなにものでもないでしょう。そして、喜ぶ春香を見つめる千早も印象的でした。


 さて、そんな一幕を経て、グリマス勢全員集合です。
 それぞれの自己紹介を終えて、この時点でもう春香のことが大好きオーラMAXの可奈。不安そうな杏奈、淡々と言う志保、その他の面々も、案外、自己紹介から個性が見えていたかと思います。……あと、最後の美希のウインク可愛かったですね^^


 そして練習開始です!

 全員お揃いの練習着をもらい、統一感のある形になっています。素直に喜ばず、「あんたにしては~」と言う伊織はホント「らしい」ですよねw ……ちなみに、ここ、765勢よりグリマス勢が早く来ているところは注目点かな?やっぱり、765勢の方が先輩なんですよ。歌やダンスの上手い下手はともかく、練習前の準備とかで先輩より後輩が遅れていたら駄目ですよねw

 そんでもって、現時点で集まれるメンバーが揃ったところで、リーダーである春香が開始の一言です。ここは感動しましたね「まずこうして集まれたことを感謝する」、という言葉は実に春香さんらしいです。「みんなで」を誰よりも大切にしている春香だからこそ、すっと出てきて、誰もそれを反論しないし、むしろ「テンション上がってきた!」となるわけです。毎回、ここは泣けます。


 で、初日の練習が終わり。大変そうにしながらもしれっと帰ろうとする765プロの面々に対して、グリマス勢はもう動けないという感じでした。……ちなみに、ここで一つ触れておきたいのは、765プロ勢が練習場から帰る時、あみまみいませんでした?ってこと。一番前に、そうとしか見えない二人組がいるんですよw あれ、完全にミスですよね。あみまみはこの後、あずささんと共に合流するはずなのに、どうしているんだよw というね。





⑤先輩、雪歩



 そうして、みんなで夕食タイムです。
 お姫ちん合流しました。かき食べてます。あのキランっての良かった。皆と早く合流したいがために来たのか、それとも夕食の時間に間に合うように来たのか、それともその両方か。お姫ちんの言動は面白いものが多いので見ていて楽しいです。あと、ご飯粒つけてる美希可愛いですね^^

 んで、なんくるなく食べてる765プロの面々に対して、グリマス勢はどうも箸が進まない様子。それを見て、春香さんと雪歩が席を立ちます。春香さんも、ですが、ここは雪歩の見せ場でしょう。アニマスで「できない」ことで下を向いた経験のある雪歩は、グリマス勢の気持ちを一番よく分かってあげられています。自分の努力と同時に、仲間がいたことでここまでこれたと口にし、真の言うように、ホント「萩原先輩」って感じです。ムビマスは全体的に、雪歩がシリアスシーンで語ると泣けます……志保だけは、雪歩の言葉にどこか納得できないような表情を見せていますが、それはおいおい。


 次は、確かライブの打合せ、かな?(←実は完全に流れを覚えていない)

 意見のある人と言われて真っ先に手を上げるやよいあみまみも言ってますが、やよいはシリアスシーンや意見を求められた時はおどおどして、自信をもって発言している場面が今まではほとんどありませんでしたから、成長した、ということでしょう。ついでに、あみまみ&あずささん合流です。鳥取名物、ふろし……もとい手ぬぐいまんじゅうをお土産に買ってきていましたが、ホントにどこまで行っていたんだかw

 それはさておき、ここは「皆、自信をもって意見できている」と口にするプロデューサーだけでなく、りっちゃんの言葉にも注目したいところ「今回はプロデューサーに徹するって決めたんですから」は、まあ、プロデューサーへの気遣いでしょうね。なんだかんだで765プロをずっと支え続けてきたプロデューサー業務を引き継ぐわけですから、並大抵のことではないでしょう。でも、りっちゃんはりっちゃんなりに、プロデューサーに心配かけまいとアイドルへの未練を覗かせつつも、やはり自分はこうあるべきだと口にしています。プロデューサー、これは嬉しかったでしょうね。

 場面変わって、グリマス勢の部屋へ
 可奈は765プロの面々を見て、「良いな~」と言いますが志保は真逆。「もっとドライなのかと思っていた」とすっぱり切り捨てます。可奈はその意見には納得できない様子でしたね。その直後、テレビに春香と響のshiny smileが流れます。で、どたどたという音と共に「到着しました!」です。……個人的に、ここの星梨花が彼女の素なのかなー?と思ったり。星梨花はムビマスでは「できない側」にいる上に、可奈との繋がりもあまりないようで、杏奈以上に出番がありません。ですが、ここは活発な良い笑顔を見せているんですよ。たぶん、本来の星梨花はこんな感じの明るい元気な笑顔を見せる普通に可愛い系のキャラなんじゃないかなと。




⑥練習&お遊びタイム



 一日目は終了し。
 春香が起きてみると隣で寝ていたはずの千早がいない。探しに行って、そのまま2人はランニングに出ます。やー、これもまた印象的なシーンでしたね。今まで「歌うこと」をとにかく前面に出していた千早が、「いろんなものを見落としていたのかも」と周囲に目を向けるようになっているんですよ。写真撮影も、そんな彼女の心変わりを示すためのものかと。ホント千早はアニマス初期に比べると成長しましたね。それから、春香の千早に対する姿勢も見ていて気持ち良いです。もちろん、千早は過去に家族とのことや、それこそアニマスでのこともありますから、春香にとってもある程度は「気を遣う相手」なんでしょうけど、それ以上に、強い信頼で繋がれているように見えます。春香と千早は、互いに気を遣う相手、ではあるでしょうけど、その互いの気遣いが自然で、なおかつ、それぞれの持ち味が出た気の遣い方なので、見ていて気持ち良いです。


 で、二度目の練習。りっちゃんの鬼レッスンです。
 ただ、さすがに765プロの面々は慣れてますね。伊織辺りは竜宮小町でずっと指導されてきたからなのか、「まだまだ」と口にしています。美希、真、お姫ちん、千早辺りはそもそもまだ余裕そうで、ダンス?かなにかの話し合いをしているほど。……その流れで、美希によるお手本があり。やる気を見せる765プロ勢とは逆に、グリマス勢の面々は差を見せつけられる形になり、意気消沈。ここで、ダンサー組にフォロー、ではないにしろ、しれっと「お疲れ様~」みたいな感じで入ったあずささんとやよいは良かったですね。あずささんののほほんとした雰囲気は場を和ませますし、やよいの笑顔は元気を与えてくれます。この2人があそこで入ったのにはなにか意味がある気がします(‘ω’)

 場面転換。
 例の、透けブラシーンです(*´ω`*)
 真の無駄にカッコ良く水を払うシーンも良かったですけどねw あと、

 何故かいないあずささん

 一応、みんなで休憩中っぽい感じなのに、なんであずささんだけいなかったのかw 真相は分かりませんが。はぶられたのか?(ぇ
 まあ、大したシーンではありませんが、強いて取り上げるなら、響の「遠くに行っちゃうのか」でしょうか? 美希と千早が海外に行ってしまうことを受けて、遊んでる面々以外、神妙な表情になっています。楽しく遊んでいる組と、寂しくなるね、という表情のメンバー。ちゃんと考えてみると面白い場面かもしれませんが、あえてスルーでw

 そんでもって、プロデューサーへの水鉄砲発射後、流れ出すのは

 ラムネ色 青春

 3回目辺りに泣いてしまいました。これ、思いっきり、アニマスの慰安旅行回と被ってるんですよ。みんなで一緒に楽しそうに遊んだり勉強したりお風呂入ったりしている彼女らを見て、思わず泣いてしまいました。春香さんじゃありませんけど、私も「みんなで一緒に」というのは好きな人間なので、一度はばらばらになりかけたメンバーがまた一緒になって楽しく遊んでいるというのは、かなりぐっとくるものがありました。……真が先に出て、響の「とったゲロー!」の流れはまんま旅行回と一緒でしたし、お風呂で千早が「くっ!」ってやるとことか、ホント製作者の皆様の愛が感じられて良かったです。あと、全員は確認できていないのですが、やよいと美希の水着は変わってましたねw




⑦取材



 楽しい時間が過ぎ去り。
 真と雪歩は一時離脱です。りっちゃんの車の中で、真はずっと合宿をしていたいと発言をします。ここ、ちょっと注目したいのは、アニマスで旅行の時、夜、来年はどうなっているのかな?と春香と一緒に喋っていたのが真だということ。たぶん、そんな真だからこその台詞じゃないかな、とか思ったりします。りっちゃんも、真の言葉を否定せず、少し曇った表情を見せます。たぶん、同じような気持ちなんじゃないかなーと。

 一方。合宿から外れた、居残り組の面々も(確か)ここで登場してますねw
 社長と小鳥さん、それからよしざわさんもいます社長の「数々の困難を乗り越えてきた彼女たちならば~」の辺りの小鳥さんの表情は良かったです。その後の妄想でいろいろぶち壊してる感が否めませんがw


 場面戻って、合宿組。
 取材が来ることを伝えられ、そのまま取材風景に突入します。
 社長のお茶のみ友達こと、ミスターよしざわも来て、本格的な感じの取材です。美希はハリウッド行きについて尋ねられますが、「今はライブ~」とライブを優先する発言をし、千早は「自分の中から音楽が溢れて~」とさすがの発言、そして春香さんはミスターヨシザワに「どうしてリーダーに選ばれたと思う?」と質問されます。春香は「プロデューサーさんの近くにいたから」とか、もう見当違いもいいところ(?)な発言をし、ミスターヨシザーワに笑われますが、しかし、「そういうところが必要なこともあるよ」意味深に言われます。私の考えでは、このよしざわさんの発言は、春香らしい答えだったからではないかなと。後に「私は天海春香だから」というシーンがありますが、それって、「春香らしさ」を追求した決定、結論ですから、たぶん、よしざわさんは、そういうことを言っていたのではないかな、と。

 で、当然、練習風景も見られたわけですが、取材という重圧からか、それとも単に練習がキツイからか、そのどちらもか、百合子が転んでしまいます。百合子はもともと、「アイドルになるなんて~」と口にしているので、描かれてはいませんが、ここで転倒したことは、思うところがあったはずです。また、可奈も奈緒に「遅れてんで」と言われ、「頑張っているのにできない」ことを突きつけられます。

 そんなこんなで取材は終わり、


「ぷちしゅー」の歌


が披露されます。可奈と春香がしっかり絡む最初ものシーンですね。
 練習が辛く、頑張っているのにできないという可奈。ただ、ここではまだ前向きで、「甘いモノを思いっきり食べたり」、「土手へ行って大声で歌う」など、ストレス解消法を口にしていて、完全に下を向いているわけではないことが窺えます。けれど、憧れの春香と一緒のステージに立てるのに上手くできないという気持ちはあり、春香にその気持ちをそのまま伝えています。対する春香は、「一歩ずつでいい」と、それぞれの速度で成長すればいいことを諭し、可奈を励まします。そして、その言葉通り、可奈は一生懸命練習に打ち込み、春香は笑顔でそれを見守っています。……ここ、この後の展開を知った上で見ると、泣けるんですよねぇw ムビマスは泣けるシーンが多くて困る!




⑧合宿終了




 そんなこんなで迎えた最後のレッスン。
 Pに徹すると決めているりっちゃんに、プロデューサーは「最後くらい一緒に~」と最後の通しをりっちゃんも一緒にやって欲しいと希望します。一度は断るりっちゃんですが、もともと、アイドルへの未練(のようなもの)も残っていたでしょうから、他の面々にも後押しされて、一緒に踊ることに。プロデューサーにとっては、例えりっちゃんが踊る機会があっても、自分はこれから見ることはできなくなる、というのもあったでしょう。りっちゃんも、それを察している雰囲気があります。ハードルを上げられつつも、りっちゃんは

 ごまえ

 をきっちりと踊り切り、見に来ていた人たちに歓声を受けます。りっちゃんがセンターというのも良かったですよね。……ちなみに、ごまえの美希、かなり可愛い。


 夜。ばーべきゅーです。みんな楽しそうですね。慰安旅行の時も、夜、同じようにばーべきゅーしてましたよねぇ……。

 で、その傍ら、可奈にサインを頼まれる春香可奈もですが、ここの春香さんは可愛い。嬉しいと同時に気恥ずかしいでしょう。でも、凄く嬉しいはず。憧れられる立場というのはどの分野であっても嬉しいし励みになります。……あと、千早の「憧れられる立場なのね」って、毎回思うけど、さらっと言ったら噛みそうw

 そんなことがありつつ、しかし、一転、プロデューサーが「ハリウッドへ行く」ことを告げられて、戸惑う765プロの面々。ショックは大きく、納得しつつも、全員が寂しがります。普段強気で、素直に気持ちを出さない伊織でさえ寂しいに決まっている」と断言。響、あみまみ、やよいは涙を見せ、他の面々もやりきれない様子。

 しかし、そんな中、春香はプロデューサーと二人で話した内容を思い浮かべます。寂しさを漂わせる春香に、プロデューサーは謝りつつも、「未来」を想像し、また「未来は今の延長」にあると伝え、未来のために「今を大切に」することを笑顔で語ります。さすがはイケメンプロデューサーです。……春香はリーダーとして、「プロデューサーさんを笑顔で送り出そう」と決意、それを皆に伝え、元気づけます。ここら辺は、リーダーとしての対応でもあるでしょうけど、前向きな春香らしい対応でしたね。で、どたばたするところへりっちぇーんが来て、

 枕がバン!!

 いやー、ここのりっちゃん、楽しそうな表情してましたわー(ぇ
 その騒ぎを階下で聞くプロデューサーは、少し嬉しそうというか、安心したような表情でしたね。「暫くは任せたからな」という感じの笑顔でした。

 そんなこんなで合宿は終了し、一足先に765プロ組は帰還。別れ際に可奈へ手を振る春香は良かったですね。台詞はありませんでしたけど、「頑張れ~!」って感じで。単純な先輩としてだけでなく、自分に憧れてくれた可愛い後輩へのエールでしょう。

 が、しかし。




⑨亀裂




 アリーナライブ前に一度、ステージ慣れしておこうとバックダンサー組を組み込んだミニライブで可奈の転倒を中心に、バックダンサー組は散々な結果に終わってしまいます。しかも、それを週刊誌に取り上げられるという事態に。
 プロデューサーは小鳥さんとの会話で「あからさまなゴシップ記事なので」と言っていますが、どこかやはり気になってしまう様子。
 小鳥さんはそんなプロデューサーを見て、話の矛先を転換。ハリウッド行きの準備(勉強)が進んでいるか尋ねます。プロデューサーは「こんなことなら学生時代に~」と、たぶん、大人になったら多くの人が思うであろうコト言葉を口にしています。……私も気を付けねばw そして、小鳥さんのちょっとデレシーン。自分もプロデューサーがいなくなることを寂しがっていることを伝え、しかし、応援していると小鳥さんらしい言い方で後押しします。結構、このシーンは好きですね^^

 とはいえ、プロデューサーの思い通り、765プロの面々はそもそも週刊誌のことには触れず、普通にレッスンを再開させています。ここの、「春香遅いよー!」は良かったですね。合宿中だけでなく、それが終わった後も、「みんなで」を継続し、互いにスケジュールを調整していることが窺えます。春香にとっては嬉しい光景でしょう。
 ところが、そんな風に割と気楽にレッスンを進める765プロの面々へ、真の携帯を通してバックダンサー組が「上手くいっていない」ことが知らされます。一度話を聞いてみようという流れになり、事務所で改めて全員集合。状態を聞きます。
 
 バックダンサー組はミニライブの失敗で「やり直そう」ということになったとは話しますが、上手くいっていないと言います。また、星梨花と杏奈たち「できない」側にいる子が弱音を吐き、志保が「できないならできるようになるまで~」と強く言い放ちます。百合子がそれを庇うように志保へ厳しい視線を送っているのも印象的です。

 また、グリマス勢は「悪口ばっかりの本」についても触れ、委縮してしまっていることも話します。ここは、むしろグリマス勢ではなく、765勢の見せ場でしょう。アニマスでは自分たちだって振り回されていたのに、この時点はもう「気にしたら負け」と言い切っています。もちろん、千早回のような大事ではないということもあるでしょうが、それにしても、「成長したな~」と思わされます。

 そんな感じで、近況報告をしている中、春香は可奈がいないことに気付きます(何故最初から気付かないのか謎ですが)。
 そこで、可奈が練習に来なくなっていることを告げられて、春香はひょっとしたら、という感じでミニライブ後のことを思い出します。

 志保に「一番できていないのはあなたじゃないのか」と迫られ、可奈は意気消沈。あずささんがしれっと入り、解決することなくその場は終わっていますが、可奈にとっては相当なプレッシャー、ストレスになったはず。楽屋からの出てきたところで春香に呼び止められますが、可奈は「みんなで」ではなく、「私、頑張ります」と春香の話をろくに聞こうとせず、「とにかく頑張らなければ」と追い詰められていることを口にします。

 そして、そんな可奈の気持ちを春香自身もどこかで気付いていたらしく、プロデューサーに気遣われた際に「リーダー失格ですね」と沈み込みます。しかし、プロデューサーの提案により、ダンサー組も765プロで預かることになっているため、プロデューサーはそこまで悲観的になることはないと春香を励まします。




⑩なんであなたが




 しかし、そんなプロデューサーの楽観的な思いとは裏腹に、事態はどんどん深刻化します。
 各々の技術力を高めるため、765プロの面々がダンサー組を指導。また、その中で伊織と真の言い合いを見たダンサー組の、「これってケンカなのかな?」「違うと思う」というやり取りも印象的です。「意見をぶつけ合うこと」と「単なるケンカ」は全く別物で、たとえ意見が違っていても、「仲間」でいられないわけじゃないことを示しています。終盤で春香が「考え方は人それぞれでいいんだよ」と口にしていますが、そこに繋がるものがあります。

 そうして、ダンサー組の技量は少しずつですが、着実に上がっていきます。が、上がったからこそか、それとも真の言うように「気持ちの問題」からなのか、かえってばらばらに見えてくるという状況になり、リーダーである春香に振り付け、演出を変えるか否かという問題が突きつけられます。

 春香はそれを決定するために、全員を集めて意見を聞きます。今の演出のままでいきたいかどうかを尋ねる春香に、多数決なら「今のまま」の方が多いという結果が出ます。百合子がここで手を上げたのは意外でした。できない子を気遣いながらも、自分としては、という意思表示でしょう。

 しかし、春香の答えは逆。美希や伊織は不満を口にし、そしてダンサー組で真っ先に「待ってください」と立ち上がるのは奈緒。「全力でやりたい」と口にし、美奈子も可奈のことを待ってあげたいと口にしながらも、やはりプロとしてステージに出るからには全力でやりたいと意見をぶつけます。……この辺、形は違いますが、それぞれの実力による食い違い、という意味では765勢も経験したことなので、春香だけでなく、雪歩とやよいにとっても、意味のあるシーンではないかなと思います。

 そんな中、杏奈が立ち上がり、可奈からメールが来ていたことが告げられます。「アイドルを諦める」、そして合宿で春香がサインしたぬいぐるみも「もういらないから」と返されます。……ここで、おそらくは過去の自分との重ね合わせだと思いますが、千早や美希が神妙な表情をしていたのも印象的でした。

 春香は「印象が違うね」とそのメールが本当に可奈のものなのかを確認するなど、信じられない様子。それに対して、我慢できずに厳しい意見をぶつける志保「今いる人間だけでも先へ進まないと」と、春香へ詰め寄ります。志保にとっても、今回のステージは大きなもので、絶対にミスはできない、そしてやはり全力でやりたいという気持ちがあるからでしょう。ところが、可奈からのメールを見て、ぬいぐるみを返されてもなお、春香は可奈のことを思い、決断できません。そんな春香を見て、志保は、

「なんであなたがリーダーなんですか」

 とこれ以上ないくらいのキツイ言葉を投げかけます。からの、
 
「ストーーーーーップ!!」

 です。伊織がいいところで区切ってくれました。
 まず、志保へ。春香がリーダー、というのは765勢が満場一致に決めたコトなので、それを否定する言葉は伊織にとってもイラッとくるものがあったでしょう。また、たとえそうでなくても、志保の言葉は明らかに暴言の類ですから、アイドルの先輩として、注意するのは当たり前でしょうね。
 その後、春香へ。志保を注意しつつも、だからこそ、春香にも「はっきりして欲しい」という気持ちがあるはず。皆で決めて、皆が「春香なら」と選んだリーダーですから、いつまでも煮え切らない態度でいて欲しくないと思ったはずです。




⑪苦悩




 伊織に「しっかりしなさい」という趣旨の発言を受けて、春香は「リーダーとして」どうするべきなのか悩みます。そんな時、偶然、トイレで美希と出くわします。春香にとって、おそらく一番気を遣わず、率直に相談できる相手は美希でしょうから、春香は「どうすればいい?」と素直に尋ねます。が、

「春香じゃないから分からない」

 と、一蹴され、苦笑い。ただ、美希は最後に「ライブ、頑張ろうね」と素直に助言はできないけれど、応援しているよ、という気持ちを春香に残して去っていきます。……ここ、個人的に凄く好きなシーンで、美希の「ライバルとして」の対応が良いなーって思います。美希は春香をライバル視していますから、たとえきっちり状況が見えていても、素直にアドバイスしたり、相談に乗ったりするのはプライドが許さないのだと思います。ここは、ライバルとしての対応が光りました。

 一方、そんなごたごたした状況の中、Pは、ハリウッド行きを延期しようかとりっちゃんに相談します。今まで、ずっとそばにいて、一緒に悩み、苦労を共にしてきた子たちが悩んでいる時に、自分だけ違うことをしているもどかしさや苦悩があってのことだと思います。また、同時に、やっぱり自分が彼女らをずっと支えてあげたいという親心のようなものもあるのでしょう。

 しかし、そんなある意味、弱気な発言は、りっちゃんによって否定されます。皆、自分たちで考えてなんとかしようとしている、そして、それは一体、誰のためであるのか、そんなことをりっちゃんはPに諭します。ここのりっちゃん、イケメンでしたね。あと、可愛かったです。Pはそんなりっちゃんの言葉を聞いて、心配そうにしながらも、たぶん、「信じよう」と思ったはずです。


 ただ、春香さんはというと、やはり迷ってばかりで、答えが上手く見つからない様子
 千早には率直に尋ねるのではなく、自問するような形ですが、「リーダーとして」を強調し、こんなんじゃ駄目だよねと言います。
 そんな春香を見て、千早は「リーダーとして」ではなく「春香が」どうしたいのかを尋ねます。千早は、アニマスで、何度も春香を拒否したにも関わらず、「春香のしたいこと」によって救われた人間ですから、一番、「春香のしたいこと」の強さ、素晴らしさを理解している人間です。そのため、千早の言葉には重みがあり、春香も「それでいいの?」と問いかけつつも、納得したような素振りを見せています。

 さらに、ここで注目すべきは千早が家族との関係を修復させようとする発言。
 これは初めて見た時から涙が出てきました。千早はアニマスで、「歌しかない」とずっと口にし、家族の関係も悪かったはずです。どころか、お母さんの言葉通りにいけば、どちらかというと、千早の方が家族を避けているような雰囲気があった気がします。その千早が、自分から母親をライブに招待しようとしているんです。これは、ホントに感動しました。何度見てもここは泣けますね。

 ここで、微妙に可奈が悩んでるシーンがありますが、ここはカットで。春香への憧れを再確認させるシーンっぽいので。あと、お菓子が大量に置いてあるのは伏線でしょうねw




⑫それぞれの思い。そして・・・




 みんなでお泊り会です。
 まず最初に、できない組の子たち。ここはもう完全に、雪歩の見せ場でしたね。「できない」ことができる人に迷惑になっているんじゃないかと口にするダンサー組に、まず真が「そんなことはない」と否定し、雪歩が「もっと頼って欲しい」と言います。
 雪歩はアニマス13話のライブまでの練習で、ダンサー組と同じようなことを経験しています。やよいもですが、やよいは雪歩ほど強い劣等感を抱いていなかったと思いますし、やはりここは雪歩が語る、で正解でしょう。雪歩は千早ほど目立ってはいませんが、765勢の中で大きく成長した1人です。最初できなくても、自分がどうしたいのかを大切に、しっかり進んでいけば、大丈夫だとダンサー組に言います。雪歩だからこそ、説得力のある台詞ですね。


 その反面、伊織宅のできる子たちの方はというと。
 奈緒はやはり仲間外れにしようとかいうんじゃない、とは言っていますが、「全力で」を押していて、できない子たちの気持ちを汲み取ろうとはしていないように見えます。ただ、伊織やあずささんは、春香に納得できないとするダンサー組に「春香はどっちの気持ちも分かるからこそ悩んでいる」と優しく言います。
 ただ、「だからと言ってこの状況を許していいわけがない」とダンサー組への理解も示しています。……そんな中、会話に参加していなかった美希が志保を見て「どうしてそんなに不安そうなの?」と問いかけます。戸惑う志保に、美希は「春香はちゃーんと答えを持ってくるの」と春香への絶対の信頼を口にします。ライバルというのは、敵対する相手であると同時に、信頼もなければライバル足りえませんから、まあ当然ですね。また、美希は「甘々なの」と志保への理解も示した上で、「だからこそ、ライバル」と言います。これはそのままの意味でしょう。美希はアニマス23、24話で春香の言動を一時、否定した過去がありますから、志保と通じるところがあるはず。でも、それでもその「甘々」な考えを貫く春香は、一周回って、「だからライバル」になるんです。


 そんな他のメンバーたちをよそに、春香は1人、自宅へ戻ります。
 春香は「自惚れてもいいよね」と可奈へメールし、電話がくることを祈ります。自分に憧れてくれた子なのだから、自分からのアプローチは無視しないでくれるだろうということでしょう。
 そして、そんな思いは実際、その通りになり、可奈から電話がきます。可奈は謝ると同時に、春香へのお礼や、自分はテレビを見ている方が似合っている等、完全にアイドルを諦めるような発言を繰り返します。春香は「大丈夫」「そんなことはない」と必死に励まそうとしますが、焼け石に水状態で、憧れの春香の言葉すら聞こうともせず、可奈は電話を切ろうとします。春香は可奈が電話を切ろうとしていることに気付き、必死に「切らないで!」と訴え、可奈も春香の必死さを感じ取ってか、電話を切ることをやめます。
 しかし、電話を切らなかった、というだけで、可奈の傷は決して浅くはありません。「自分は春香ちゃんのように強くない」と否定し、最終的に、結局電話を切ってしまいます。




⑬今を、大切に




 春香は可奈の説得に失敗し、落ち込むのかと思いきや、携帯を握りしめ、前を向きます。
 そして、765、グリマス総員で可奈の捜索に行くシーンへと移ります。

 春香は皆を集めた事務所で「可奈を迎えに行こう」とはっきりと宣言。ただ、その動機は「声が震えていた」という物凄く曖昧で、不確かなもの。
 当然の如く、志保は食ってかかります。「1人のかもしれないがそんなに大切なのか」と。しかし、ここでもう春香は自身の意思、「自分がどうしたいのか」をはっきりと決めており、言い合いになった時とは違い、きっぱりと頷きます。

 Pとりっちゃんは別行動でアリーナへ向かいますが、りっちゃんは「頑張るのよ」とメールに書いており、全員が一体になっている感じがして、私は皆で可奈を探すシーンは好きです。

 千早たちが可奈の家へ行きますが、留守。
 そこへ春香も合流しますが、手掛かりらしきものはなく、千早の問いかけで春香は必死にこれまでの会話、可奈の言葉を思い出します。そして、合宿中の「大声で歌うんです!思いっきり!」を思い出し、土手へ。

 土手で「自分REST@RT」を歌っている可奈ですが、まるっきり元気がありません。
 春香に声をかけられ、三人に気付き、「ごめんなさい!」と可奈は逃げ出します。春香が追いかけ、橋の反対側にいた奈緒たちもそれに気づき、挟み撃ちに。可奈は顔を見られまいとフードで隠します。

 春香と奈緒が説得に入りますが、可奈はフードを取り、ストレスで食べ過ぎて太ってしまい、もう諦めるしかない体型になっていることを告白。これにはさすがに春香、奈緒、その他の面々も驚きを隠せず、その僅かな間に可奈の独白。
 ミニライブで失敗し、なんとか自分で頑張ろうとしたけど結局上手くいかなくて~、です。春香にサインまでもらって、なんとかしようと思ったけど、というのは本心でしょうし、見ていて私も辛くなりました。ミニライブの時に責めたてていた志保が、傘の柄をぎゅっと握りしめているのも印象的です。

 しかし、そんな可奈を、春香は優しく「アイドルを本当に諦められるの?」と問いかけます。可奈は泣きながらも「続けたい」を肯定し、春香はそれを聞いて、本当に嬉しそうに「良かったぁ」と呟きます。……ここの「良かったぁ」は、私的に最高の演技だと思いました。中村繪里子さんの演技に感服しました。いえ、演技ではなく、春香に完全に感情移入した結果かな、とか思ったりw

 可奈の回答を聞いて、それなら、アリーナへ行ってみれば、なにか分かるかもしれないと全員でアリーナへ行くことに。




⑭私は天海春香だから


 アリーナへ到着し、皆、目を輝かせるなら、春香は可奈の視線に気付き、皆の前へ。そして、

 後ろの人もちゃーんと見えてるからねー!!

 と叫びます。
 私、毎回ここで泣いてしまうw 春香さんのこの台詞は、きっと大ファンである可奈にとっては嬉しい以上に感動するものでしょう。「春香ちゃん」たらしめる名台詞ですからね。
 
 そして、ここからは春香の独壇場。名シーンです。

 自分がここにいることができるのは、みんなのおかげで、誰か1人でも欠けていたら「今」はなかったと語ります。そして、伊織から順番に1人1人名前を呼びます。りっちゃんとプロデューサーはもちろん、小鳥さんや社長も入っているのは良いですね^^
前を呼ばれた時の皆の表情にも注目です。美希なんかはかなり印象的な表情でした。それから、ダンサー組もしっかり名前を呼び、最後に「可奈ちゃんもだよ」、と。春香にとっては、誰か1人が欠けたら、もうそれは今の自分ではないわけですから、可奈が欠けたら駄目で、可奈にもいてもらわなくちゃ困るんですよ。
 さらに、春香は「他にもっと良い方法があったのかもしれない」と言いつつも、「私は天海春香だから」と口にします。自分の考え、自分の意思を貫ける春香の強さ、春香の「春香らしさ」がきっちりと出た最高の名台詞かと。

 そんな、春香の言葉を聞いて、可奈は涙を流しながら自分も一緒にステージに立ちたいとはっきり口にします。他のメンバーも、星梨花と杏奈は可奈と同じできない側の人間として、「一緒に頑張ろう」と言い、奈緒たちできる側は「周りが見えてなかった」と反省します。また、その傍らで、ずっと春香の姿勢に反対し続けてきた志保は、伊織に「言いたいことがあるなら言った方がいい」と言われますが、「あるわけがない」と即答します。

 そうして、一段落着いた後、これも泣かずにはいられないシーンでした。
 台詞はありませんでしたが、グリマス勢は志保と可奈を中心に和解。仲直りしている様子が描かれ、そして、765勢は「ここから大変」と言いつつ、「失敗するわけがない」「絶対に成功する」と断言しています。また、涙を見せる春香を「ホント怖がりなの」と言う美希に、あずささんは「誰だって答えを出すのは怖いものじゃないかしら」と深い言葉を口にします。また、伊織は「もし間違いそうになったって、転びそうになったってなんとかしてみせる。それが765プロでしょ」と自分たちの絆の強さ、仲間を大切にする気持ちを宣言しています。……ここは、アニマスのいろいろなシーンが脳裏に浮かんでホント泣けました。千早の約束回や、春香の最終話付近はもちろん、ミスが多かった最初期にみんなで助け合っていたことや、10話の運動会、やよい宅での騒動、あずささん回の大騒ぎ、お姫ちん回の移籍騒動、その他もろもろ、もうホントに、泣けたの一言です。

 ……そうして、全員が落ち着いたところで、アリーナの外へ。
 まず志保が春香へ謝罪します。ただ、春香は「考え方は人それぞれでいい」と口にし、志保の考え方が間違っていたとは決して言いません。考えてみれば当たり前ですが、これは結構重要なことですよね。765プロの面々だって、それこそ伊織と真のように、日常的に意見をぶつけているメンバーがいますし、美希と春香のように仲良くはしつつも互いをライバルだと思っているメンバーだっています。全員が同じ考え方でいる必要はない、というのはその通りかと。そして、だからこその団結した時の強さがあるのだと私は思います。
 続いて、可奈が春香のもとへ。合宿中にも言っていたことではありますが、春香ちゃんのようになりたいと宣言。赤くなる春香ですが、嬉しそうですね。これは微笑ましいという感じでしょう。良いシーンでした。

 で、また名シーン!

 765プロみんな揃っての帰り道。
 夕日で照らされる河原道を皆で帰ります。笑顔が眩しいですね^^
 水面が夕日に照らされ、ライブの時のサイリウムみたいと話しています。また、スポットライトを星空とも言い、なんともロマンチックな表現で例えていますね。年少三人組が「うぇーぶ!」とかふざけてますが(いつかのライブの時のヤツかな?)、これは一緒になって笑いました。そしてあずささんには舵を任せられないという言葉。あれも「あら~」と合わせて笑いました。

 そして、ムビマスの主題にも触れています光の向こう側にはなにがあるのか、というテーマそのものの台詞が飛び出し、皆で光る水面の向こう側を見つめます。未来を見つめる彼女たちの目には、一体なにが映っているのか、想像すると泣けてきますね。

 ……ついでに、私個人の意見ですが、これ、アイマスというコンテンツそのものへの投げかけでもあるように思えます。アイマスはゲームから始まり、アニメ、劇場版まできています。しかも、初期メンバー以外にもモバマス、グリマスで新規メンバーが続々と登場していて、この先、一体、アイマスという作品そのものがどうなっていくのか、誰にも分からないんですよ。アニメはあれ以上の出来を期待するのは難しいと思いますし、劇場版もしかりです。光の向こう側には、一体どんな世界が広がっているのか。これは、アイマスという作品そのものへの投げかけにもなっているように思います。

そんなこんなで、クライマックスシーンに突入していきます。




⑮M@STERPIECE



 ワンクッション置く形で、千早が母親に手紙を出すシーンに加えて、可奈が一生懸命練習に励んでいるシーンが描かれます。志保と可奈が完全に和解したことが窺えるシーンが描かれていて良かったです。また、千早の方も、笑顔でポストに手紙を入れているのは良いなーと思いました。

そしてついにやってきましたアリーナライブ!!

楽屋での一幕も感動ですね。
衣装がちゃんと入ったという可奈。あれだけで私は泣いてしまったことが何度か……。
さらに、765勢の方は、りっちゃんに花飾りを。りっちゃんじゃありませんが、開演前から泣かすなとw ああいうのは反則ですよ。あれは泣けます。

 そしてステージ脇へ。
 アニマスを思い出す、円陣です。「いろいろあったけど楽しかった」と言い切り、プロデューサーには「最高のステージで送り出しますから」と声をかけます。765勢が先にステージへ上がる脇で、グリマス勢は緊張からか、かたまって互いに励まし合っているっぽいですね。

プロデューサーは「絶対忘れないからな」と自分と一緒に育ち、頑張ってきた自慢のアイドルたちを見つめます。

そして、ムビマス最終章。開演です。
満を持して流れ出すのは主題歌の


M@STERPIECE


 これはもう予告時から言われていた通り圧巻の一言でした。
 何度見ても泣けてしまい、ここで全部持っていかれてしまうという印象です。
 まず、歌とステージ演出が素晴らしい。曲調はもちろん、歌詞からダンスから、なにからなにまで最高です。カメラワークも、アニメだからこそできるダイナミックさで、観客、サイリウム、ステージ上のアイドル、その他もろもろ、なにからなにまで映し続けていました。また、皆で決めたというステージ上での演出、移動、ダンスも見事なもの。アリーナの広さを存分に生かした素晴らしいものでした。
 また、ここまでほとんど出番のないお姫ちんを春香と組ませて見せ場を作った制作スタッフさんの愛や、真と美希のハイタッチ、それからもちろんダンサー組も、凄かったです。毎回、ダンサー組が登場すると涙が溢れて止まりませんでした美希のおにぎり波(このおにぎり波はアニメーターさんのアドリブらしく、美希大好き人間としては感激しました)や、さらには絶大な歌唱力を誇る千早のソロパートが用意されている等、本当にこれまでの「集大成」と言える最高のステージではなかったかな、と。
……ただ、一つだけ。CG、ですかね?まあ、しょうがないのかなとも思いましたが、ちょーっと「うん?」と思ったところが一か所ありました。それを差し引いても十分すぎるほどのステージだったので、突っ込む必要があるか?というくらいですがw

ちなみにこのライブシーンですが。私はアニマスからの新参者で、生のライブは見に行ったことがないのですが、ちょいちょい生のライブから引き継いでいる演出があるようで。たぶん、本気でPを名乗ってライブにも行っている方々は、もっといろんな発見や、感動できる要素があったのかなーなんて思います。


そんな、最高のライブが終わり。


 場面変わって、空港でPを見送るシーンに入ります。まあ、ここは特に語ることもなく、本当にそのまま言葉通りに受け取って、「行ってらっしゃい!」ってことでいいんじゃないかなと。……一つだけ言わせていただくなら、春香さんのリボンの色が変わってる件。あれ、なんなんですかねぇ?ミスっぽいですけど。ていうか、ミスでしょうけど。

で、EDと。
正直、EDも泣けますよ?気付いている方も多いかと思いますがスペシャルサンクスに「アイドルマスタープロデューサーの皆様」ってちゃんと書いてあるんですよ。アイマスは製作者だけでなく、全国のPの皆様みんなで作り上げてきたってことをEDで強調しています。単なるアイマスファンでしかない私でも泣けたんですから、Pとして一生懸命これまでアイマスを支援してきた方々は、感慨深いものがあったのではないでしょうか。いやー、最後まで泣かせてきましたね^^







……さて、いったんここで切ります。このまま続けているとあまりにも分量が多くなってしまいそうなのでw

次はメンバー1人1人にスポットを当てていきます。と言っても、あまり書くことがない子もいますし、あまり長くはならないと思いますが。


では、そんなわけで、いったん終了したいと思います。【次回へ続く】

アイマス劇場版・美希メインの感想

どうも、お久しぶりです。こっちのブログ更新するのはいつぶりだろう?w わざわざ新しいブログ作るのも面倒だったので、結局ここに書くことにしました。

今回は、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の(美希をメインに据えての)感想になります。書いてみたら相当長くなってしまった&公開から大分時間が経っているので今更感もありますが、良かったらどうぞ。

※私はアニマスとムビマス、そして動画サイトでの知識しかありません。その点は承知の上で読んでください。また、一応、ムビマスは計、4回視聴しておりますが、感動して涙腺崩壊してた場面が多かったので、ところどころ台詞の覚え間違いや「そこってそうだっけ?」と思うところがあると思いますが、ご了承ください。

注:あくまで、「私の」感想ですので、よろしくお願いします。あと、単純な感想なんで、書き方云々は何も言わないでいただきたい。文章が変なとこあると思われw

では、以下本文。




現在、計4回ムビマス視聴したわけですが、その中で美希に関して気付いたことをいくつか、とりあえず、あげたいと思います。

① 美希はやっぱり可愛い……ええ、まあ、当たり前ですよねw 私は美希推しなので、当然のごとく美希中心に見ていたわけですが、どの場面も、美希可愛いんです。皆さんも思われたでしょうが、やはり髪結んでまったりしてるとこは最高でしたね。あと、トイレで手洗って口に加えたハンカチで拭くとこは可愛かったです。美希、なにしてても可愛いですね。

② 「あふぅ」は一回のみ……美希と言えばこれでしょ、という独特の欠伸ですが、劇場版では一度しかなかったですねぇ。これはちょっと残念。やよいの「うっうー!」は二回あったのに、どうして美希の「あふぅ」は一回なのか。でも、ないよりは全然マシなので、入れてくれた製作者の皆様には感謝したいです。

③ 眠り姫のビームがおにぎりの形……冒頭の映画予告ですが、あそこで美希が放っていた美希色ビームの魔法陣(?)が思いっきりおにぎりの形でした。これは舞台挨拶でアッキーも言っていたので、リアル「おにぎり波」ではないかとw 製作者の皆様の愛を感じる(*´ω`*)

④ M@STERPIECEでおにぎり波……これも気付いた方は多いと思いますが、美希がおにぎり波してましたね。アッキーの舞台挨拶で判明したことですが、これ、アニメーターさんのアドリブだったらしく、もうさすがとしか言えません。ちなみに、私は最初、涙腺崩壊してて、まともに画面が見れてなかったので、気付いたのは二回目だったというw

 ま、とりあえずこんな感じで~。……話変わって。
 

 ムビマスの注目点と言えばやはり外せないのはこれでしょう。


 ~春香との関係性について~


 これを語っていく上で、まずアニマス終盤のことも考えていかなければと思いますので、アニマス、特に23、24話について、場面を切り取って書いていきたいと思います。



 美希が春香を意識し始める契機となったのは、24話の春香が泣いたシーンではないかと思います。23話で春香をライバル視するような場面もありますが、あそこはどちらかというと「ハニーのために」的な要素が強かったと思うので、私の意見としては24話を初としたいかなと。
 その24話のシーン。あそこは完全なガチパートになっているわけですが、私が注目したいのは、春香が涙を見せた後の美希の表情です。

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春香の主張を「変」と言い、訝しむような視線を送る美希ですが、その言葉に揺らぎ、涙を流す春香を見て、それまで見せたことのない、本当に焦ったような、不安そうな表情をしています。この表情には、いつも笑顔の春香が涙を見せたことに対する驚き、自分が春香を泣かせてしまう形になったことに対する申し訳なさの他にも、理由があると感じます。その一つに、『春香が泣いたことに自分がショックを受けていることに対する驚き』があるように見えました。

 24話終盤の「そこにいる人が笑ってくれるから」という台詞と合わせて考えると分かりやすいと思いますが、美希はたぶん、春香が涙を見せた時に初めて、「春香の涙」が自分にダメージ(衝撃?)を与えることに気付いたんだと思います。しかし、それに対して、自分がどういう風に思えばいいのか、感じればいいのかすぐに分からず、その整理できないごちゃごちゃな気持ちが、表情として出たのではないかな、と。

 その後の24話終盤、「迷子になっちゃいそうだったから~」のシーンは珍しく、美希が胸中をそのまま口にしていますので、深く考える必要なく、素直に受け取って良い場面ではないかと。美希が初めて自分とハニー以外にはっきりとした関心を示し――それ以上に、「春香には笑っていてもらわないと困る」、という趣旨の発言ですから、美希の中で相当な変化が起こっています。自分中心に生きてきた美希が、同性で、しかも一度は「それは違う」と批判した相手のことを強く意識しているのですからね。

 それから、春香に関連して。春香をライバル視する美希ですが、春香の方も、明言こそしていないものの、美希のことをずっと気にかけている(特別視している)と思われる場面がありますよね。美希のことを「凄い」「ぶれない」と言ったり、クリスマス回では初っ端で「私も頑張らないと」と対抗心を覗かせる場面もあります。さらに、同じくクリスマス回では「美希にはメールの方がいいかな」と他のメンバーと違う対応を見せたり、

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ミュジーカル(春の嵐)に美希と一緒にメインとして出られることが決定した際に、「美希と」を強調したりもしています。春香は「みんなで一緒に」を押しているので、美希や伊織のように「~には負けない」という発言はしませんが、美希に対してだけは、対抗意識、ライバル意識があるのではないかと考えられます(本人がそれを自覚しているかどうかは微妙なところですが)。

 そんな経緯を経て、アニマスは終了。その後、ムビマスに突入するわけですが。
 2週目でしたっけ?来場者特典の第0話で、美希と春香の絡みがあり、読み応えのある内容になっておりました。ただ、あれは読めば誰でもすぐに「こうだろう」と分かる内容になっていたと思いますので、カットします。
 ……第0話を読んだ後、劇場版観に行ったら、春香のアイドルアワード授賞式で涙が溢れました。アイマス劇場版の涙腺崩壊率はヤバイと思う私です。

 
 そんなこんなで、ムビマスに突入です。

 さて、ムビマスですが。
 冒頭の眠り姫も、美希、春香、千早の関係性を上手く描いていた素晴らしいものだったと思います。ただまあ、あそこは本編とは関係ないですし、そもそもお姫ちんの立ち位置が謎でしたし、なんかもう、うん……って感じなので、スルーします(ぇ

 で、本編突入と。

 ムビマスでまず、美希と春香の絡みが見受けられたのは春香がリーダーに決定した時、でしょうか。台詞はありませんでしたが、リーダーに決定した後の美希の笑顔は印象的でした。後のトイレのシーンでやはり、と思いましたが、ライバルと認める相手がリーダーに抜擢されたことに対する祝福と同時に、大好きな「ハニー」が自分以外の人間を選んだという悔しさも、当然あったと思います。
 トイレシーンの「春香の方がリーダーっぽいなって思うもん」という台詞は、本心だと思いますがだからと言ってライバルに負けたことを素直に認めたくないという気持ちも、あったはずです。リーダー決定時に笑顔でじっと春香を見つめるシーンは、初めて視聴した時から、「この笑顔、いろんな感情が入り混じってるなー」と思いました。ああいう、ちょっとした場面で関係性を上手く描いているのはさすがアイマス!ですね。

 そんでもって次が、美希ではなく、春香の発言、でしょう。合宿中に可奈へ「一歩ずつ」と言いつつ、苦笑いでその「一歩ずつ」がなくてもできちゃう人もいると口にしています。たぶんこれ美希のこと言ってるんだろうな、と。やっぱり、春香としても、美希のことは意識していて、それが意識的であろうとなかろうと、言葉として表れるくらいにはなっている、と見るべきでしょう。美希だけでなく、春香にとっても美希の存在は大きいと思います。

 で、その後、可奈が休み始めて。

 次は志保と春香の言い合いシーン、でしょうか。
 
 ここは台詞こそないものの、美希が(千早もですが)春香と志保をじっと見ているんですよね。
 美希のあの視線が物語るものとして、まず挙げられるのは、「春香、どうするの?」というライバルへの気持ちです。美希は春香のことをライバルと認めているわけですから、ああいう場合の対応も、ライバルとして(この表現が正しいのかは分かりませんが)、ある種、試すような気持ちもあったのではないかな、と。全く口を挟まなかったのは、自身が認めるライバルが、真っ向からその考えを否定された時、どう動くのか、見ていたのではないかと思います。ただ、そうやって傍観できるということは、「春香ならなんとかしてしまうだろう」という信頼があるからだとも思います。「信頼している」、けど「ライバル」。だから、あえて口を挟まず、なにも言わず、ただ、「どうするの?」と問うような視線を向けているのかな、と。


 そして、もちろん、視線の行く先は春香だけではないでしょう。

 『志保と昔の自分を重ねている』
ということもあの視線からは感じ取れます。あの場面で志保は「とにかく今はここにいる人間だけでも前へ進まなければ」という主張と、「みんなで」を譲らない春香への批判をしています。
 面白いことに(?)、この志保の主張は、アニマスの23、24話で美希が言ったこととかなり被っているんですよ。23話で、「一緒に」を口にする春香へ「それは嫌なの」と首を横に振り、

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24話では「前ばっかり見て~」と言っています。完全には一致していませんが、春香を否定し、「前だけを見て」という部分で類似しているのは確かです。そのため、春香への思いだけでなく、志保と過去の自分が重なるという点からも、安易に口を挟むことができなかったのではないかと思います

 ムビマス全体ではどちらかというと、志保は伊織と絡んでいるシーンが多いですが、私は美希が一番、志保の気持ちを分かってあげられているんじゃないかなと思います。合宿中に志保は伊織と「同じステージに立つ以上、みんなライバル同士なんじゃないか」的なことも話していましたが、美希はもろ春香のことをライバル視してるわけですしね。……ちなみに、誤解のないよう言っておきたいのは、美希は23話、24話で、春香の「みんなで」を否定しているわけではないということです。それぞれの場面で、「みんなで」よりも優先することがあると言っているだけで、否定しているわけではないと思うんですよ。証拠に、12話でみんなでレッスンして楽しかったと明言してますし。

 その後、志保から「なんであなたがリーダーなんですか?」という問いを向けられた春香は、トイレで美希と遭遇します。

 「どうすれば?」と問う春香に、美希は、

「春香じゃないから分からない」

 と一見、突き放したような回答をします。ただ、私には、これはある種のアドバイスのように思えます。来場者特典の第0話で「765プロの一員だけど天海春香でもあるんだよ」と美希は口にしていますが、それと同じで、「春香じゃないから分からない」というのは、転じて、「リーダー云々以前に、春香自身はどうしたいの?」という美希からの問いかけだったんじゃないかなと私には思えます。
 
 そして、この推測が正しいのなら、美希の心の動き、気持ちとしては、『困っている春香を見て、助言したい気持ちはあるけど、ライバルとして直球で助言するのはプライドが許さない。だから遠回しに、微妙な言い方で助言するだけに留めておこう』と、なるわけです。ある意味、凄く美希らしい言い方、対応だと私には見えるんですよね。ちなみに、星井美希役を演じる長谷川明子さんことアッキーも、舞台挨拶でこのトイレシーンに触れていまして、美希の「ライバルとして」の対応が印象に残っていると語っていました(あ、生アッキー可愛かったです^^)。

 それから、「春香の方がリーダーっぽい」発言。

 これは、美希の本心でしょう。美希は、「もっとキラキラしたい」と「ハニー大好き」の強烈な二本柱がありますが、他のメンバーへの柱がありません。また、それだけでなく、美希には筋の通った「らしい」がないのも、リーダー向きでない一つの理由かと。美希は自由に振る舞い、思った通りに行動することが多いため、行動そのものが「美希らしい」になってしまい、筋の通ったナニカが「らしい」にはならないんです。「ハニー大好き」「キラキラしたい」は確かに「らしい」なんですが、それはリーダー向きの「らしい」ではありませんし、春香の「らしい」とは意味が全く違う気がします。

 対して、春香はいつでも「みんなで」を大切にしており、「春香らしい」という一本筋の通った行動が目立ちます。アニマス、ムビマス通じて、誰かに否定されようと、迷いながらも「らしい」を貫いています。そういう意味での「らしい」があって、それを本人も大切にしているような人が、リーダーに向いているんじゃないかなと私は思います。美希だけでなく、私の意見としても、確かに美希より春香の方がリーダー向きだろうと感じます(アニマス、ムビマスの主役だからとか、そういう理由でなく)。

 そしてこのトイレシーン。注目すべき点がまだ一つあります。このシーンって、美希からのアプローチではなく、春香からの質問、問いかけが始まりになっているんです。言うまでもないと思いますが、春香が一番の親友だと思っているのは間違いなく千早で、絶対の信頼を置いているのはプロデューサーのはずです。なのに、春香が真っ先に相談したのは美希なんですよね。もちろん、展開上、美希と春香を絡ませるならあのタイミングしかなかったということ、それから相談しようと思って会ったのではないということもありますので、絶対とは言えませんが、しかし、私は、春香が相談するなら、相手は美希なのではないかな?と考えます。

 春香が頼る相手となると、プロデューサーという気がしますが、ムビマスは「プロデューサーのために」が前提としてありますし、プロデューサー自身も見守る側に回っていますので、相談できないでしょう。そして、千早ですが、千早はどちらかというと、春香にとっては、「気を遣うべき相手」、だと思うんですよ。親友は親友なんでしょうけど、気兼ねなく自分の苦悩、悩みをぶつけられる相手ではないと思います。その証拠に(?)、可奈の件で千早と会っている場面では、「千早が」メールを気にする春香に気付いて、相談に乗る形になっています。そう考えていくと、プロデューサーに相談できないムビマスでは、春香とって一番、気兼ねなく(遠慮することなく?)、悩みをぶつけられるのは、同じく遠慮なく意見をくれそうな美希なのではないかな、と。……考えすぎの気もしますがw


 で、トイレシーンが終わり、美希はお泊り会?でまったりモード。ここの髪結ってる美希可愛いですよねー。いや、ホントに。

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 まず、美希に関してで触れておくべきことは、志保への言葉。志保を見て、美希は「どうしてそんなに不安そうなの?」と問いかけます。この後、ライバル宣言が入るせいで流されがちですが、これ、結構意味深で、面白い問いではないかなと。
 
 春香と志保の言い合いのシーンで既に書きましたが、私は美希が一番、志保のことを分かっていると思います。そう考えると、「どうして不安そうなの?」という問いかけは、美希自身の経験からの言葉だと思うのですよ。アニマス24話の「ずっと前ばっかり見て~」と「迷子になっちゃいそうだったから」は、この時の志保にピッタリ合致します。志保は「今いるメンバーだけでもとにかく進まなければ」と主張しており、かつ、美希には「不安そうに」見えているわけです。これは、美希がここ↓で

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言っていた、「迷子になっちゃいそうだったから」の状態(前だけを見つめることで出てくる不安)を志保がそのまま体験しているのではないでしょうか。そして、気持ちが分かるからこそ、美希は志保に「ちゃんと前だけじゃなくて、他のことも見た方がいいよ」とアドバイスしているのだと思います。


 で、「甘々なの」からの「だからこそライバル」です。春香のことを、美希ははっきりとライバルだと言い切ります。ここは、正直、そのままの意味でいいかと
 美希は、「天才」キャラです。でも、そんな美希でさえ、できないこと、貫けそうにないことを、春香はずっとやっているわけです。そこを見て、美希は春香のことを甘々と言いながらも、その普通ならできないことを貫いている春香のことを「ライバル」と見ているのではないかなと思います。


 そして、最後に私が注目したいのは、可奈を連れてアリーナに行った時、春香に名前を呼ばれた美希の表情ですね。他のメンバー(ダンサー組以外)は笑顔だったり、照れくさいような表情を浮かべている中で、美希は一応、笑顔ではあるのですが、どこか複雑そうな表情を見せています。まあ、これも、「ライバルだから」でしょう。自分も春香にとって大きな存在になっていると分かって嬉しいのだけれど、ライバルとして、素直に、満面の笑顔で返すのはプライドが許さない、と。そんな感じでしょう。……ただ、個人的に、あの名前を呼ばれた時の表情は凄く印象的で、記憶に残っています。美希は普段、笑顔、ないしは寝顔のことが多く、困った顔、焦った顔、怒った顔はほとんど見せません。例外的に、アニマス23、24話がありますが、それ以外は基本的に笑顔、寝顔の一辺倒です。そんな美希が、時間で言えば一秒あったかないかのシーンではありますが、なんとも言えない、複雑そうな表情を見せているんです。ですので、このシーンは美希ファンとしては見逃せない、良シーンだったと思います。


~まとめ(?)~

【美希は普通の女の子】

 アニマス12話でことりさんがプロデューサーに美希ちゃんはまだ15歳の女の子なんです」と言っている場面がありますが、凄く的を射ていると思います。
 美希は「天才」が前面に出されているキャラで、その他、「可愛いから好き」というファンも多いと思いますが、私にとっては可愛い以上に普通の女の子であることが好きの理由の一つにあります。美希って「自分の気持ちに正直」で「それをはっきり口にするタイプ」と言われているところがありますが、そんなことはないんじゃないかと。いえ、ある意味ではそうだと思いますが、春香への対応なんかを見ると、結構不器用な面もあるような気がします。なので、私に言わせれば、他のメンバーとなんら変わらない、ただ才能が突出しているだけの普通の女の子なんじゃないかなと思います。
 それから、ムビマスでの美希は、どこか、大人っぽい言動(?)が多く見られた気がします。アニマスでは竜宮小町に入れないことを知って、気持ちに任せて行動してましたし、他の誰かのことを気にかけて、(形はどうあれ)アドバイスしようなんてシーンはなかったように思います。……千早や雪歩のように、明確に「成長した」と分かるようには描かれていませんが、アニマス開始時点から考えれば、美希も凄く成長したと思います。



 そんな感じで(まだ書き足りない部分があるにはあるんですが、分量的に)終了したいと思います。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
 ひょっとしたら、そのうち、個人に絞ったものではなく、単純なムビマス全体の感想を載せるかもです。今週末にさらに二回観に行くことになっておりますので、とりあえずそれが終わったらになると思いますがw

ではでは!(^^)!

美希&アッキー最高です!

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プロフィール

彩坂初雪

Author:彩坂初雪
小説家を目指す社会人。
誕生日は9月8日。
性別は♂

アニメ、ラノベ好き。

好きな小説は
・レインツリーの国
・さよならピアノソナタ
・ひぐらしのなく頃にシリーズ
・花×華
・C3-シーキューブ-
・ココロコネクトシリーズ
・さくら荘のペットな彼女
など。
好きなアニメは
・CLANNADシリーズ
・リトルバスターズシリーズ
・マクロスF
・SHIROBAKO
・魔法少女リリカルなのはシリーズ
・戦姫絶唱シンフォギア
・ストライクウィッチーズ
・アイドルマスター
・アイドルマスターシンデレラガールズ
など。
以下、他に読了&観了した作品(途中までしか読んでないのもあるけど)。

~ライトノベル~
・涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ
・半分の月がのぼる空
・剣の女王と烙印の仔
・しにがみのバラッド。
・ラプンツェルの翼
・神様のメモ帳
・撲殺天使ドクロちゃん
・ドラゴンパーティ
・火目の巫女
・クリス・クロス
・想刻のペンデュラム
・インフィニティ・ゼロ
・イリスの虹
・神様の言うとおりっ!
・マギ・ストラット・エンゲージ
・カクレヒメ
・ミステリクロノ
・リリスにおまかせ!
・アクセル・ワールド
・灼眼のシャナ
・天国に涙はいらない
・メグとセロン
・鋼殻のレギオス
・ラノベ部
・ガンダムSEED
・ガンダムSEEDDESTINY
・Kaguya
・藤宮十貴子は懐かない
・よめせんっ!
・Kanon
・マテリアル・ゴースト
・R-15シリーズ
・シオンの血族
・みにくいあひるの恋
・緋弾のアリア
・断章のグリム
・バカとテストと召喚獣
・天川天音の否定公式
・ゼロの使い魔
・僕は友達が少ない
・ダブルアクセス
・アルテミス・ハウリング
・付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います
・ドラゴンブラッド
・楽聖少女
・ビブリア古書堂店の事件手帖

~アニメ~
・DEATH NOTE
・涼宮ハルヒの憂鬱
・スパイラル~推理の絆~
・灼眼のシャナⅠ期
・灼眼のシャナⅡ期
・学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
・るろうに剣心
・いちばんうしろの大魔王
・半分の月がのぼる空
・Kanon
・AIR
・Angel Beats!
・ガンダムSEED
・ガンダムSEEDDESTINY
・ガンダムOOⅠ期
・ガンダムOOⅡ期
・聖痕のクェイサーⅠ期
・聖痕のクェイサーⅡ期
・けいおん!
・けいおん!!
・Fate/staynight
・Fate/Zero
・アスラクライン
・アスラクライン2
・迷い猫オーバーラン
・とある魔術の禁書目録Ⅰ期
・緋弾のアリア
・花咲くいろは
・とある科学の超電磁砲
・Myself;Yourself
・IS<インフィニット・ストラトス>
・ヨスガノソラ
・BLOOD-C
・神様のメモ帳
・咲-Saki-
・咲-Saki-阿知賀編
・咲-Saki-全国編
・魔法少女まどか☆マギカ
・C3-シーキューブ-
・僕は友達が少ない
・僕は友達が少ないNEXT
・ギルティクラウン
・いつか天魔の黒ウサギ
・DOG DAYS
・DOG DAYS’
・ロウきゅーぶ!
・めだかボックス
・Another
・未来日記
・そらのおとしものf
・境界線上のホライゾン
・化物語
・偽物語
・猫物語 黒
・氷菓
・黒子のバスケ
・アクセル・ワールド
・11eyes
・コードギアス反逆のルルーシュ
・コードギアス反逆のルルーシュR2
・Phantom
・トータル・イクリプス
・さくら荘のペットな彼女
・中二病でも恋がしたい!
・ソードアート・オンライン
・妖狐×僕SS
・ロボティクス・ノーツ
・ラブライブ!
・ビビッドレット・オペレーション
・凪のあすから
・ログ・ホライズン
・D.C.Ⅱ
・D.C.Ⅲ
・機巧少女は傷つかない
・のんのんびより
・ぷちます
・革命機ヴァルヴレイヴ
・桜Trick
・ヨルムンガンド
・極黒のブリュンヒルデ
・ノーゲーム・ノーライフ
・ニセコイ
・ブラック・ブレッド
・ノブナガ・ザ・フール
・トリニティセブン
・ご注文はうさぎですか?
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
・TARI TARI
・東京マグニチュード8.0
・進撃の巨人
・魔弾の王と戦姫
・四月は君の嘘
・Charlotte
・終わりのセラフ
・艦これ
・ちはやふる
・バクマン。

~漫画~
・スパイラル~推理の絆~
・るろうに剣心
・武装錬金
・いちご100%
・初恋限定
・神のみぞ知るセカイ
・ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-
・封神演技
・シャーマンキング
・ハーメルンのバイオリン弾き
・Mr.FULLSWING
・電影少女
・犬夜叉
・こちら葛飾区亀有公園前派出所
・魔人探偵脳噛ネウロ
・ドラベース
・D.gray-man
・烈火の炎
・東京アンダーグラウンド
・ひぐらしのなく頃に
・ヱヴァンゲリオン
・火の鳥
・蟲師
・遊戯王
・HELLSING
・ハヤテのごとく!
・そらのおとしもの
・シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~
・魔法少女リリカルなのはvivid
・魔法少女リリカルなのはForce
・セキレイ
・OZ
・めだかボックス
・ロウきゅーぶ!
・マケン姫っ!
・黒子のバスケ
・未来日記
・満月をさがして
・緋弾のアリアAA

~美少女系ゲーム~
・はつゆきさくら
・この大空に、翼をひろげて
・星織ユメミライ
・花咲ワークスプリング
・花色ヘプタグラム
・天色*アイルノーツ
・LOVESICK PUPPIES
・BaldrSky
・マギウステイル
・77(セブンズ)
・ティンクル☆くるせいだーす
・Rewrite

~好きな声優~
・桐谷華
・長谷川明子
・高垣彩陽
・中原麻衣
・茅野愛衣

~好きなキャラ~
・あずま夜
・星井美希
・前川みく
・リュドミラ・ルリエ
・姫城あげは
・ジークリンデ・エレミア
・藤咲真乎
・エーリカ・ハルトマン
・絢瀬絵里

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